
レンジ追尾パーツで一番利用されているEUR/USDのAパーツが、先週末からのユーロ高の影響でそろそろレンジの端に価格が来ています。
ユーロ米ドルの2015年からの値動き
ユーロ米ドルは2015年以降1.05~1.15の間をウロウロしているため、レンジ向きの通貨ペアと言え、今回も1.05を一時期割り込みましたが、再度戻ってきていることが確認できます。
ユーロ米ドルのレンジ追尾Aパーツの状況
次のパーツはEになります。
下記のグラフ(6ヶ月)をご覧いただきますと分かるとおり、ここ5ヶ月間程度まったく取引がありません。そのため、3ヶ月のランキングでは表示がなく、損益もスワップポイント分マイナスになっていますがあくまでバックテスト実績ですので、評価損は特に気にすることなくご利用いただけるかと思います。
ただ、推奨証拠金は最大評価損失を加味していますのでその分の証拠金が必要になります。BパーツやAパーツで現状稼動してない注文を稼動停止にする、Eパーツの下の方の注文だけ稼動にしておくなどにより効果的にご利用いただけるかと思います。
レンジ追尾パーツ人気ランキング
最後に、現在のレンジ追尾パーツの人気ランキングをご紹介します。
前回ご紹介した時からの大きな変化は、NZDUSD_EパーツとTRYJPY_Hパーツが急上昇してきた点です。
NZDUSD_Eパーツは3ヶ月のランキングで7位(2017/3/27現在)、1ヶ月のランキングで2位(2017/3/27現在)にきていることが急上昇の要因だと思われます。
一方、TRYJPY_Hは3ヶ月の成績(4位)もさることながら、推奨証拠金がおよそ15万円とかなり少額から開始できることが大きな魅力となっているようです。ただし、トルコ円については、以下の点にご注意ください。
- マイナーな通貨ペアであるため、価格の動きがかなり激しいこと
- 長期だと下落傾向が確認できること
このような場合は複数作成から売りの追尾仕掛けを作成いただくこともひとつの選択肢となります。その場合、買いのポジションをもたないため、下降局面の買いの評価損を気にすることなく、コツコツ稼いでくれることも期待できます。
複数作成で売りの追尾を作るにはこちらの記事もご覧ください。