昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米11月ADP全米雇用報告が、+12.7万人と予想の+20.0万人を下回ったが、7-9月期GDPと個人所得・改定値が予想より強く、米長期金利の上昇もあって、ドルの買い戻しが一時優勢となったが、NY午後になって、パウエルFRB議長が、「利上げペースを緩めることは理にかなっている」、「利上げペースを緩める時期は早ければ12月となる可能性」と発言したことでNY株価3指数が反発、ドルは急落した。米10年物国債利回りは、3.796%まで上昇後3.631%まで低下した。
 ドル円は、139.89まで一時上昇後137.65まで下落、ユーロドルは1.0400から1.0290まで下落後1.0429まで反発、ポンドドルも1.2030から1.1901まで一時売りに押された後。1.2088まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は144.85から143.37、ポンド円は165.45から167.41まで上昇後165.99まで下落したが、オセアニア通貨はリスクオンで、オージー円が93.86、NZD円が87.01まで反発、カナダ円は103.48まで一時上昇後102.50まで売りに押された。