昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数や6月製造業・サービス業・総合PMIの速報値が、弱い結果となったことで米長期金利が低下、ドル売りが優勢となった。米10年物国債利回りは、3.175%から3.007%まで一時低下、パウエルFRB議長の議会証言では、「目標はソフトランディングだが、達成はますます困難になっている」、「失業率が上昇するリスクがある」と本日も、景気に悲観的な発言を続けたが影響は限られた。
 ドル円は、134.27まで一時値を下げ、ユーロドルは、弱い欧州各国のPMIを受けて、1.0483まで下落後1.0554まで反発、ポンドドルは、1.2170から1.2295まで一時買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が141.42、ポンド円は164.66、オージー円が82.65、NZD円は84.39、カナダ円は103.54まで一時下落したが、NY株価3指数が反発したことで、買い戻しが優勢で引けた。