昨晩の海外

昨晩の海外市場は、主だった材料のない中、日英欧米株価が大きく調整したことで、リスク回避の動きが広がった。一部新型コロナウイルスの感染者数が、インドを始め再び世界的に増加していることなどが、懸念として指摘されている。また米10年物国債利回りは、1.630%から1.557%まで低下したが、ドル売りにはつながっていない。
 ドル円は、108.55まで反発後108.02まで売りに押され、ユーロドルは、前日からのドル売りの流れで1.2080まで上昇後、1.2022まで売りに押され、ポンドドルも1.4009から1.3927まで値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円が130.97から129.99、ポンド円は151.99から150.67、オージー円が84.72から83.36、NZD円は78.38から77.41、カナダ円も86.91から85.65まで売りに押された。