昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米国の追加コロナ経済対策に関して、協議の行方を睨みながら、神経質な展開も、NY株価が堅調に推移したことで、揉み合い気味もドル売りが優勢で引けた。
追加経済対策に関しては、ホワイトハウスから歩み寄らない民主党に対する苛立ちの声が聞かれた一方、共和党のマコーネル米上院院内総務は、共和党内でも意見の相違があることに懸念が示された。
米6月製造業新規受注は、予想を上回ったが影響は限定された。
ドル円は106.20を上値に、106.54まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏6月卸売物価指数が予想をやや上回ったが、影響は限定され、1.1806から1.1721で上下、ポンドドルも1.3108から1.2982での取引に留まった。
一方クロス円では、ユーロ円が125.00から124.27、ポンド円は138.83から137.82まで一時売りに押され、オージー円は75.79から75.52、NZD円は70.18から69.86で揉み合い、カナダ円は79.03から79.39で推移した。