昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、強い米雇用統計やコーン米国家経済会議委員長が、「税制改革は企業がリパトリを行いやすいような計画を立てている」と発言したことで、ドルが全面高で引けた。7月非農業部門雇用者数は、+20.9万人、平均時給は前月比で+0.3%、失業率は4.3%と総じて良好な内容となった。
 ドル円は111.05まで一時上昇、ユーロドルは、1.1728まで下落、ポンドドルも1.3024まで値を下げた。
 クロス円では、ユーロ円が131.12から130.10、ポンド円が144.24まで値を下げ、オージー円が87.97から87.51、NZD円が81.94から82.25で推移、カナダ円は、カナダ雇用統計や貿易収支を受けて、87.48から88.03まで一時上昇したが、直ぐに押し戻された。