昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米FOMCの結果発表を受けて、ドルは全面安で引けた。米FOMCでは、政策金利は据え置かれたが、声明で、物価上昇に若干の懸念が示されたことなどから、発表前のドルの買い戻しが大きく巻き戻された。
 ドル円は112.20から111.06まで下落、ユーロドルは1.1613から1.1740、ポンドドルは、予想と変わらない英4-6月期GDPの反応は限定されたが、1.3000から1.3122まで買いが優勢となった。
 クロス円では、ユーロ円は129.94から130.61まで上昇、ポンド円が145.49から146.42まで上昇後145.62まで売りに押され、オージー円が88.19から89.08、NZD円が82.90から83.63まで買い優勢となったが、カナダ円は89.19から89.72まで上昇後9.12まで売りに押された。