昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、英総選挙の結果を受けてドルが堅調な推移も、引けにかけて、米ハイテク株に売りが強まりNY株価が一時急落気味に値を下げたことで、円は堅調なレベルまで買われて引けた。ムニューシン米財務長官は、「通貨操作をモニターすることは重要」、「年内に税制改革を成し遂げることにコミットしている」と発言、トランプ大統領は、「公聴会では、共謀も司法妨害も示されなかった」、コミー氏との会話を録音したテープが存在するのかとの問いに「もしかすると近い将来にそのことについて話す可能性がある」と語ったが、相場に対する影響は見えていない。
ドル円は110.81まで上昇後110.13まで下落、ユーロドルは1.1116の安値から1.1204まで反発、ポンドドルは、保守党の過半数割れを受けて1.2636まで下落後、1.2780まで一時反発した。
 クロス円は、ユーロ円が123.22から123.86上昇後123.32、ポンド円が139.53から141.12まで反発後140.10まで下落、オージー円は83.40から82.90、NZD円が79.75から79.39まで利食い優先となり、カナダ円は、加5月就業者数の増加を受けて82.44まで買い戻しが優勢となった後は81.75まで値を下げた。