昨晩の海外(2024/05/08)

昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、米10年物国債利回りが4.496%から4.427%まで低下し、一時ドル売りとなるも、その後長期金利が下げ止まりをみせたことで、ドルに買い戻しが優勢となった。
 ドル円は、一部通信社が「植田日銀総裁が岸田首相と意見交換のために官邸入りをした」と報じたことで、153.98まで下落後154.75まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏3月小売売上高が強かったことで、1.0754から1.0787まで反発後、1.0748まで下値を広げ、ポンドドルは、今週のMPCを控えて対ユーロでの売りもあって、1.2565から1.2501までじり安となった。尚ユーロポンドは、0.8600まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、165.64まで下落後166.57まで反発、ポンド円も193.00から194.01、オージー円は101.59から102.26、NZD円は92.47から92.96まで値を上げたが、カナダ円は、予想を上回る加4月Ivey購買部協会指数を受けて、112.51から113.03まで反発後はじり安となった。