昨晩の海外(2024/04/27)

金曜日の海外市場は、日銀の緩和的姿勢が続くことや植田総裁が円安に懸念を示さなかったことで大きく円売りが進み、米3月個人消費支出とコア・デフレーターが予想より強い結果となったことで、ドルが堅調な展開となった。ただ、米10年物国債利回りは、4.648%まで低下した。
 ドル円は、日銀金融政策決定会合後、154.99まで利食いに押された後、1990年5月以来の高値となる158.44まで上昇、ユーロドルは、1.0753から1.0674、ポンドドルも、1.2541から1.2449まで売りに押された。
 一方クロス円は、NY株価3指数の上昇もあって全面高、ユーロ円が169.39、ポンド円は197.93、オージー円は103.48、NZD円は94.09、カナダ円は115.93まで上昇した。