昨晩の海外(2024/04/26)

昨晩の海外市場は、米1-3月期GDPや個人消費・速報値が、予想を下回りドル売りが優勢となるも、コアPCEは予想より強く、3月住宅販売保留指数も予想より強く、米10年物国債利回りが4.739%まで上昇したことで、ドル売りも限られた。一方NY株価3指数が大きく調整したが、リスクオフの動きは限られた。尚イエレン財務長官は、「ドルは強い、他国との相違ある」、「為替介入は非常にまれで例外的な状況でのみ許容される」と述べている。
 ドル円は、時事通信が「26日の日銀金融政策決定会合で、国債買い入れ縮小の方法を検討する」との報道は出たが、下値は限られ155.75まで一時上値を拡大、ユーロドルが1.0678から1.0739、ポンドドルは、1.2524から1.2457で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円が167.02から165.95まで下落後、167.09まで上値を拡大、ポンド円は194.95まで反発後193.61まで一時下落、オージー円は、101.66から100.80まで下落後反発、NZD円も92.85から92.00で推移、カナダ円は113.89から113.21で上下した。