昨晩の海外(2024/04/16)

昨晩の海外市場は、米4月NY連銀製造業景気指数は、予想を下回ったが、3月米小売売上高が予想より強く、米10年物国債利回りが、一時4.663%まで上昇し、ドル買いが優勢となった。また、イスラエルのガラント国防相が「イランへの報復以外に選択肢はない」と発言、「イスラエル空軍はイランに対する攻撃準備を完了した」との一部報道を受けて、NY株価3指数が調整を強めたことで、リスクオフのドル買いも見えている。
 ドル円は、154.45まで一時上昇、ユーロドルは、1.0665から1.0620、ポンドドルは、1.2499から1.2436まで売りに押された。
 一方クロス円は、ドル円の上昇に買い戻しが優勢となるも、その後はリスク回避の動きが優勢となった。ユーロ円が164.44まで反発後163.65まで値を下げ、ポンド円は192.72から191.75、オージー円は100.03から99.28、NZD円は91.61から91.01、カナダ円は112.42から111.79まで売りに押された。