昨晩の海外(2024/04/13)

金曜日の海外市場は、「イランの報復攻撃が48時間以内にも行われるとみて、イスラエルは備えを進めている」との一部報道を受けて、リスクオフの展開。原油先物価格が急騰、NY株価3指数が調整を強め、ドル買いが優勢となった。米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が弱い結果となり、米10年物国債利回りは、質への逃避もあって4.483%まで低下したが、ドル売りは見えなかった。尚コリンズ・ボストン連銀総裁が、「基本的には今年後半に利下げ」、シュミッド・カンザスシティー連銀総裁は「インフレ率が2%に低下することが明確になるまで金利については忍耐強くあるべき」、ボスティック・アトランタ連銀総裁が「2024年の見通しは年末に向けて1回の利下げ」、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は、「政策金利を調整する緊急性は全くない」と述べた。
 ドル円は、153.39から152.59まで一時下落も、その後は153円台を回復、ユーロドルは1.0623、ポンドドルは、1.2427まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は162.28、ポンド円は190.00、オージー円は98.75、NZD円は90.71、カナダ円は110.88まで売りに押された。