昨晩の海外(2024/04/04)

昨晩の海外市場は、米3月ADP全米雇用報告が、上ブレたことでドル買いが先行するも、3月サービス業と総合PMI・改定値が、予想より若干弱く、ISM非製造業指数が、予想を下回ったことで、その後はドルの売り戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、4.425%まで上昇後4.347%まで低下した。尚ボスティック・アトランタ連銀総裁は、「10-12月期に利下げを開始するのが適切」、「今年の利下げは1回のみと予想」、パウエルFRB議長は、「経済が予想通りに進展すれば、FOMC参加者の大半は年内に利下げが始まると見ている」、「インフレが上昇傾向に反転しているとは考えていない」と述べた。
 ドル円は、151.95まで反発後151.58まで売りに押され、ユーロドルは1.0764から1.0837、ポンドドルは、1.2563から1.2656まで反発した。
 一方クロス円は、ナイトの日経平均先物が4万円台を回復、水曜日のショート・カバー意欲もあって、ユーロ円が164.35、ポンド円は191.94、オージー円は99.66、NZD円は91.18、カナダ円は112.32まで上昇した。