昨晩の海外(2024/03/20)

昨晩の海外市場は、FOMCを控えて、米10年物国債利回りは、4.336%から4.289%まで低下したが、円売り傾向を除くと、総じて揉み合いの展開に留まった。
 ドル円は、日銀金融政策決定会合で、マイナス金利の解除を決めたものの、植田総裁が会見で「マイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持する」と述べたため、2月28日以来の150.96まで上昇、ユーロドルは、独3月ZEW景況感指数が、予想より強い結果となったことで、1.0835まで下落後1.0867まで反発、ポンドドルも1.2668から1.2733まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は164.00、ポンド円は192.18、オージー円は98.62、NZD円は91.38まで上昇、カナダ円は、加2月カナダ消費者物価指数が予想を下回る結果となったことで、110.54まで売り込まれた後、111.33まで上昇した。