昨晩の海外(2023/06/09)

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数が、予想の23.5万件を上回る26.1万件となったことで、米10年物国債利回りが、3.821%から3.714%まで低下、またNY株価3指数が、堅調に反発したこともあって、全般的にドル売りが優勢となった。また、ジョーダンSNB総裁が「スイスの金利は比較的低く、待つのは得策ではない」と追加利上げを示唆したことで、スイスフラン買いが強まったことも影響した。
 ドル円は、138.81まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏第1四半期GDP・確定値が、2四半期連続でのマイナス成長となったが、影響は見えず1.0787、ポンドドルは1.2559まで上昇、ドルスイスは、0.8990まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は、149.59から150.05で上下、ポンド円は173.93から174.53まで反発、オージー円は、93.45まで反発後93.10、NZD円も84.92から84.57まで利食いに押され、カナダ円は、米国とイランの間で、暫定的に核合意が結ばれると報じられたことで、原油先物価格が急落、103.71まで売りに押された。