昨晩の海外市場(2024/03/28)

昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、米7年物国債の好調な入札を背景に、米10年物国債利回りが、4.18%台まで低下も、ドル売りは限定された。
ドル円は、田村日銀審議委員の「当面緩和的な金融環境が継続する」との発言を受けて、アジア時間に151.97と2022年の高値を若干更新後、財務省・金融庁・日銀が3者会合を開催とのニュースを受けて、介入への懸念から151.03まで一時売りに押された。また、ユーロドルは、小動きながら1.0839から1.0811まで下落、ポンドドルは、1.2606から1.2641で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は163.44まで下落、ポンド円は191.52から190.51まで売りに押され、オージー円は98.49、NZD円は90.62まで値を下げ、カナダ円は111.07まで下落後111.53まで反発した。