システムトレードとは

システムトレードとは、自動売買取引といってあらかじめ決めておいたルール(システム)に従って機械的・継続的に行う取引のことを言うんだよ。シストレ24は為替証拠金取引(FX取引)のシステムトレードなんだ。
システムトレードってどんなところがいいの?
一番のメリットは、取引に感情が入らないこと!自分自身で取引(裁量トレード)をすると、どうしても感情が入ってしまいルールを徹底することが難しい場合があるよね。
だからシステムによる「自動売買」という分野が注目を集めているんだ。 
へぇ~。面白そうだね!
システムトレードと裁量トレードを比較するね。

システムトレード、裁量トレードそれぞれのメリット、デメリット

  システムトレード 裁量(さいりょう)トレード
メリット
  • 「欲」や「希望」などの感情を切り離して取引をすることができる
  • 自分で売買の判断をしなくてもいい
  • 決済も自動で行ってくれる
  • 相場の状況にあわせて臨機応変に売買をすることができる
デメリット
  • あらかじめ決めたルールがすべての相場状況に通用するとは限らない
  • 相場の急変時に対応することが難しいこともある
  • 「欲」や「恐怖」などの感情が入り、売買のタイミングを逃してしまうことがある
  • 相場に対しての分析能力が必要になることもある
注意しなければいけないことは、「システムトレードは100%勝てる取引ではない」ということ。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して、自分自身の考え方などに合わせて選ぶことが大事なんだ。
なるほど。でもシステムトレードって自分で何かシステムを作らなければいけないの?
システムトレードは大きく分けると「開発型」と「選択型」の2種類があるんだ。

●「開発型」は自分で売買プログラムを作るか、市販のプログラムを購入または無料版などを入手して使うので、専門知識が必要で上級者向けだね。

●それに対して「選択型」は予め搭載されているストラテジー(売買プログラム)の中から選んで使うので、専門知識がなくてもシステムトレードができるんだ。

選択型と開発型のメリットとデメリット

もちろんそれぞれにメリット・デメリットがあり、予めきちんと把握しておくことが必要なので下記の表でチェックをしよう!
  開発型 選択型
仕組み
  1. 売買プログラムを購入、入手(誰かが作成した無料でダウンロードできるプログラムなどがある)、または作成する
  2. 売買プログラムを動かすトレードツールを使い、ブローカー(取扱会社)に注文を出す
  1. ストラテジープロバイダーと呼ばれる人たちがストラテジー(売買プログラム)を作成する
  2. システム提供会社がストラテジーを売買システムへ搭載する
  3. 一般投資家はどのストラテジーを使うのか選択する
メリット
  • 自分だけの売買プログラムを作ることができる
  • 売買プロブラムは色々な所から販売されているので、自分で購入することができる
  • 入手した売買プログラムのパラメーターなどを変更することができる
  • 投資家が売買プログラムの中身を理解して利用できる
  • 専門的な知識が無くても、システムトレードを行うことができる
  • 投資家はストラテジーを無料で利用することができる
  • 相場状況が変わってしまった場合など、ストラテジーのメンテナンスを自動的に行ってくれる
デメリット
  • 売買プログラムを開発するには専門知識が必要(上級者向け)
  • 売買プログラムは有料のものが多い
  • 売買プログラムのテスト結果(バックテスト、フォワードテスト、実際の運用テスト)の信頼性を考慮する必要がある
  • 売買プログラムのメンテナンスは自分自身で行わないといけない
  • 自分自身で売買プログラムを作成したり、他から購入した売買プログラムを追加したりすることはできない
  • 自分でストラテジーの内容把握・修正することはできない
インヴァスト証券のシステムトレードは、「選択型」なんだよね??

そう、「シストレ24は選択型のシステムトレード」なんだ。

FXトレードは奥が深くて、テクニカル・ファンダメンタル色々な分析をしながら取引をしている人が多いから、初心者の自分はちょっと近寄りがたい・・・なんて思うかもしれないけれど、「選択型のシステムトレード」なら、FX取引のプロの人たちが売買テクニックを自動化したプログラム(ストラテジー)もあるから楽しんで取引をすることができるよ!

でも、取引するためには、取引のルールやリスクなどをきちんと理解しておかなければいけないよ!