先週は大きくユーロ安でスタートしましたが、その後はさほどトレンドは出ず全体的にレンジ相場が続いています。為替の値動きにおいて大きなインパクトである金利についても、アメリカが年内に利上げするという流れが概ね織り込まれています。
今週木曜日、アメリカは感謝祭で休日となるので、多少値動きが鈍化する可能性がありそうです。
先週、「Cloud NINE EURJPY」は10/19以降4度目の過去最高利益更新!
先週も「売り」のみのエントリーで、現在も「売りポジション」×2を持っています。
2つのポジションは共に含み益を抱えている良い状態で、プラス決済を待つだけです。
11/16に建てたポジションで合計約100Pipsのプラスですので、利確すれば5度目の過去最高利益更新となります。
このようにとても好調な時にこそ、ストラテジーが積み上げたプラス利益を守る為のストラテジー停止タイミングを考えておく必要があります。
「Cloud NINE EURJPY」は10/22以降の大きなユーロ安/円高トレンドで利益更新を続けてきています。
現時点でも「売り」を仕掛けていることからもさらなるユーロ安/円高トレンド方向を支持しています。
このまま、この下落トレンドが続くことはなく必ずいつか反転します。
そこでそろそろ調整に入るだろうとの憶測から運用を停止し、稼動開始からの利益約+700Pipsを確定させるというシナリオが考えられます。
利食い千人力と言いますので、良い運用停止判断だと言えます。
もうひとつのシナリオを、「Cloud NINE EURJPY」の特徴から考えます。
このストラテジーは数ヶ月単位でのトレンド予測をしているわけではなく、数日程度のトレンド判断をしています。この一ヶ月は、「売り」判断がたまたま多いというだけに過ぎません。
その為、この下落トレンドが反転したとしてもガラッと「Cloud NINE EURJPY」のトレードが変わるとは言えません。
それよりも、「利益確定するだけの値動きがあるかどうか」、そして「損切の-125pipsラインを上下動するような不利な相場とならないかどうか」という方が重要です。
もちろんそれを予測することは難しいのですが、以下のように値動きの変動を月単位で見ると、
「値動きが拡大傾向にある時」は勝ちやすく
「値動きが縮小傾向にある時」は負けることが多くなる
ということが言えます。
※上図はCloud NINE EURJPYの決済ベースの損益とEURJPYの1日の高値安値幅平均を月単位で比べたものです。
これは、トレンドフォロー型であること、損切りラインが-125pipsであることからも頷ける傾向と言えます。
現状の11月は値動きが縮小傾向が続いている月にも関わらず勝ち続けているのですばらしいと言えますが、本来の「CloudNINE EURJPY」にとっては得意とはいえない環境でしょう。
これらを踏まえると1日の値幅は過去を見てもかなり小さい(上表:11月で値幅平均95pips)ので、これ以上値幅が縮小していく可能性は低いと考え運用を続けるシナリオがあります。
テラスユニットでは、こちらのシナリオを採用し、運用を継続します。
値動きが感謝祭以降鈍化する、もしくはクリスマスに向けて値幅が小さくなっていくようであれば、運用停止を検討したいと思います。
18連勝と絶好調の「trendeater AUDUSD」
先週コラムで紹介した「trendeater AUDUSD」が先週、利益を大きく伸ばし、18連勝となり、過去最高利益更新となりました。さらに金の卵、初心者、ベテランステータスも点灯しており、向かうところ敵なしという状況です。
テラスユニットとしても投入をしたいところですが、現状のユニット群から見て、もう少しタイミングを見計らいます。
同じAUDUSDのストラテジー「QQtrain AUDUSD」「EasySlider AUDUSD」を運用していることと、4ポジションかつドカンステータス付きストラテジー「DELSOL EURUSD」を稼動させていることが重なっている為、ユニットの変更はせず、そのままで行きます。
損切り後の連勝が続いていた「DELSOL EURUSD」が現時点では、大きな含み損を抱えている為、来週はこのあたりを整理したユニットにしたいと思います。
ユニットの最新状況は以下の通りです。
変更は特になしです。