ECB総裁「追加利下げ想定せず」 バズーカの損を取り戻す ReverseSAR P4

ECB総裁「追加利下げ想定せず」 バズーカの損を取り戻す ReverseSAR P4

fx-onが運用していますユニットの中で、現在最も好調なストラテジーがReverseSAR P4ユーロドルです。

直近6ヶ月の収益率は71%と申し分のない成績を上げてくれています。

2月29日の記事

https://www.invast.jp/blogs/g29-2/

では、「突発的な大きな値動きが生じない限りこの好調は続くと考えられますので、今後も、十分な期待をもって見ていられるストラテジー」とお伝えしましたが、その記事の後、大きく利益を伸ばすトレードを成功させました。

ReverseSAR P4ユーロドル12ヶ月

Parabolic SARとADXを基本に使用して逆張りのエントリーを行ない、レンジ相場出現率の高いユーロドル相場でコツコツ勝ち、そして、負けもしますが、エントリー後にトレンドが出たと判断すると決済サインが出るまでポジションを保有するというロジックです。

このトレンドで利益を伸ばす仕組みが、上の図の3つの矢印の時の大きな勝ちトレードを発生させて来ました。

最大利益483.20pipsは、正にトレンドの波に乗ったトレードの結果です。

ReverseSAR P4ユーロドル3月のトレード4時間足表示

最大利益483.20pipsを含む3月に入ってからのトレードを見ますと、トレンドで利益を伸ばすロジックが有効に機能したことがよく分かります。

具体的に言いますと、上の画の左から1つ目の緑の〇で囲んだ黄色い矢印は、3月2日23:00 のエントリーです。
そこまで4時間ロウソク足が徐々に下方向に移動するマーケットで、そのほとんど底で買いエントリーを行なっています。

その後、レンジ相場が少し続いた後の急角度に上昇するトレンドに上手く乗ることが出来ました。
そのポジションを保有しながら、3月7日23:11、3月10日19:00 に新たな買いエントリーを入れています。

しかしながら、これらのポジションは3月10日21:45のECB総裁の「追加利下げ想定せず」のバズーカ発言で生じた下落で損切決済を行ないました。

他方、十分な含み益のあった3月2日23:00の買いポジションはそのまま決済していません。
このことは、同じロジックを使用するものの最大4つまで独立したポジションを建てて、各々ポジションコントロールする仕組みであることを表しています。

その後の3月15日3:00にも連続する細かいレンジ相場で上昇方向への転換を判断し買いエントリーを行なっています。

そして、暫くレンジ相場が続いた後の買い方向に一気に動くタイミングで、3月2日23:00の買いポジションと共に含み益を拡大し、相場の天井付近と判断した3月17日23:00にポジションをクローズしています。

レンジ相場とトレンド発生、一気の上昇を本当に上手く捉えた好例と言って良いトレードでした。

今後も負けトレードで利益を吹き飛ばしながらもレンジ相場から大きく動くタイミングでガツンと獲ってくれると期待できると思います。