レンジ相場の転換を狙って好調ReverseSAR P4シリーズ

本日は弊社リアル口座ユニットにも入っていて、好調を維持しているReverseSAR P4シリーズのドルフラン、ユーロドル版についてご紹介したいと思います。

弊社の只今現在のユニット


ReverseSAR P4ドルフランは、1月4日の記事
AIはまだ!?昨今のストラテジー開発の傾向とReverseSAR P4の将来予測
https://www.invast.jp/blogs/g5/
でドルフラン相場の特徴的な動きを使って成績を上げていることをご説明しました。


ReverseSAR P4
ドルフラン12ヶ月(1月4日時点)


具体的に申し上げますと、2015年1月のスイス政府がペッグ制(フランレートを特定の通貨に対し一定に保つ制度)をやめたことで生じたスイスショックでドルフランが一気に下落したタイミングでのみ損失を記録しているものの、それ以前、あるいは、それ以降の0.9~1.025付近の中でレンジを形成する相場ではグングンと損益曲線を伸ばしました。

Parabolic SARとADXを基本に使用し逆張りのエントリーを行なうロジックが面白い様に機能していたことが、その理由です。

1月以降の直近の相場では、1月29日から2月9日にかけてのレート1.06から0.97への下落タイミングで負けトレードを発生させましたが、細かいレンジ相場に入って以降は元通りのトレードを行なう兆しがあります。

ReverseSAR P4ドルフラン直近6ヶ月

続いてのReverseSAR P4ユーロドルは、Parabolic SARとADXを使った逆張りエントリーがユーロドル相場にマッチして成績を上昇させています。


ReverseSAR P4
ユーロドル12ヶ月

平均利益98.83pipsに対して平均損失92.94pipsとほぼ同等レベル乍ら、勝率が58.78%と少しずつ利益を積み上げるように思えます。

しかし、実際には最大利益379.30pipsのデータが示す通り、利益を伸ばせるトレードでは簡単に決済を行なうことなくポジションを保有します。

象徴的なトレード事例は、以下の2月11日のトレードです。
逆張りで相場の転換点を狙いトレンドの傾きがなくなったと判断すれば決済をするというトレードです。


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月11日のReverseSAR P4ユーロドルのトレード


過去の相場ではレンジ相場出現率が高かったユーロドルで、逆張りエントリー、トレンドが収まった時点で決済といったロジックは上手く働いてくれました。

本日は、ドルフラン、ユーロドルのReverseSAR P4のトレードを振り返りましたが、両ストラテジーともレンジ相場の上昇と下降の転換タイミングを捉えるというロジックです。

突発的な大きな値動きが生じない限りこの好調は続くと考えられますので、今後も、十分な期待をもって見ていられるストラテジーだと思います。