テラス2019年7月マンスリーレポート「金の卵ストラテジーGapFighters360 USDCHFが好調!」

7月30,31日に開催予定のFOMCでは米利下げが決定される見込みとなっており、既に市場参加者は9月以降の利下げについて注目しているようです。ドル円の値動きを見てみると7月は108円±1円のレンジとなっており方向感が見えにくい状況と言えます。また、2019年のドル円は大まかにみれば、1-4月は上昇トレンド、5-6月は下落トレンド、7月はレンジ相場と様変わりをしています。3ヶ月程度の相場サイクルと考えれば、8月もレンジ相場が続くかもしれません。

GapFighters360 USDCHFが7月+485.8pipsと好調!※7/1~7/28決済ベース
GapFighters360 USDCHFは金の卵ストラテジーの12ヶ月実現損益ランキングで現在7位に位置しています。
直近12ヶ月で見ると、平均利益が平均損益の1.5倍程度となっており、損小利大タイプのストラテジーらしいトレードをしています。勝率も50%を超えてきているので非常に状態が良く、利益が伸びてきていることが数字面からも伺えます。

最大ポジション4を活かしたトレードをするのですが、トレード回数自体は多くなく、1年間で79回と、月に平均7回程度。毎回4ポジションまで仕掛けるわけではなく、ロジックが判断した数までしかトレードしないため、2ポジション、3ポジションといった仕掛けも多くあります。

7月29日時点でも、2ポジションを保有したトレードをしています。含み益が+68pipsありさらに利益を伸ばしてくれそうで、今後に期待したいストラテジーのひとつです。

約一か月前のコラムで、今後に期待したいストラテジーとして紹介した「MAX GBPJPY」ですが、7月は横ばいの成績です。※7/1~7/28決済ベースで+2.9pips

大きな実現損益を継続してきたMAX GBPJPYですが、6月後半から7月にかけて成績が鈍化してきています。

MAXは「トレンドで利益を狙う」というスタンスの戦略であるため、どうしても値動きが発生しないと利益がだせません。その為、値動きが比較的大きいGBPJPYなどで好成績となりやすい傾向があります。

現在は年間のチャートをみても直近の値動きが小さいことが分かります。英国の首相にジョンソン氏が就任するなどマーケットからの注目が集まりましたが、イベント通過ということで一旦相場が動きづらいのかもしれません。

ただ相場が膠着し続けることはないので、今から1~2ヶ月の間にまたGBPJPYらしい値動きが戻ってくることを期待したいと思います。

このMAX GBPJPY、引き続き今後に期待したいストラテジーです。

「piranha AUDUSD」も前回のコラムで紹介した今後に期待したいストラテジーになります。7/1~7/28決済ベースで+93.9pipsと頑張ってくれました。

金の卵ステータスは外れてしまいましたが、7月になってからは買い2回、売り2回と全てのトレードでプラスとなっており、好調さが戻ってきています。
・buy 2019/7/3 2:30 2019/7/23 22:44 +11.1 pips
・buy 2019/7/5 22:00 2019/7/23 22:39 +4.3 pips
・sell 2019/6/28 22:30 2019/7/2 10:00 +37.3 pips
・sell 2019/6/28 15:30 2019/7/2 10:00 +41.2pips

AUDUSDは7月、急上昇相場から急降下という目まぐるしい相場となっており、今後もストラテジーにとって望ましいボラティリティが期待できそうです。

Piranha AUDUSDも今後に期待したストラテジーと考えています。

5月に紹介した「fluegel EURUSD」が7月活躍してくれました。7月決済ベースで+361.2pips。※7/1~7/28決済ベース

6月はマイナスとなってしまいましたが、7月になってからの下落相場で14トレードすべてを「売り」で仕掛け、10勝4敗、合計損益+361.2pipsとなりました。※7/1~7/28決済ベース

一旦、6月の上昇相場でマイナスへと沈んでいるのですが、メジャー通貨ペアのストラテジーとしては直近好調なことからも8月9月と期待したいストラテジーです。