テラス2019年6月マンスリーレポート「前回紹介ストラテジーZEN_HAKU GBPCHFが6月+724pips!」

6月に入り、世界経済の減速懸念などから年内の米利下げ観測が台頭。今までの利上げスタンスからの転換となり相場は過渡期に差し掛かったと言えるのではないでしょうか。世界経済のカギを握る米中貿易交渉問題は依然としてくすぶっており、最近では米国とイランとの軍事衝突にも注目が集まっています。

前回5月に書いたコラム記事で今後期待したいストラテジーとして紹介した「ZEN_HAKU GBPCHF」が6月+724pipsを大きなプラスとなりました。※6/1~6/21までの決済ベース

「ZEN_HAKU GBPCHF」は、元号が令和になってから決済したトレード合計損益は+1919.9pipsで、ポンド安の相場を非常にうまく攻略できています。もちろん直近だけでなく上記チャートにあるように12ヶ月の損益曲線でみても、上昇相場・下落相場・反転相場など様々な相場で勝ってきていることが分かります。

一発で大きな利益を狙うタイプで損小利大の典型的なタイプです。

テラス・ストラテジーのみフルオート※(以下、テラスのみフルオート)も5月に続き、6月も好調な成績となりました。
※「テラスのみフルオート」の設定は、「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(その他はデフォルト設定のまま)」としています。ご自身で設定する必要があります。

6/1~6/21までの決済ベースで9トレード中5勝4敗、合計+180.3pipsと利益を伸ばし、6ヶ月の投資収益率も前月より上昇し53%となっています。

期間中9トレードと、取引回数自体はそれほど多くありませんが、利益に貢献したのはTrailExpert USDJPYで4トレードすべてプラスとし、合計+291.8Pipsでした。

約一か月前のコラムで、今後に期待したいストラテジーとして紹介した「MAX GBPJPY」も6月利益を伸ばしています。※6/1~6/21決済ベースで+145.9pips

「MAX GBPJPY」は6月プラスとし好調を継続。金の卵の実現損益12ヶ月ランキングで2位以下を大きく離し1位を維持しています。

6/5までに利益を+772pipsと大きく伸ばしましたが、その後のGBPJPYの下落相場で損切りし、合計で+145.9pipsまで利益を減らしてしまいました。長期で利益を伸ばしてきているストラテジーなので、この半月のトレードだけで停止判断するのは早いと感じており、引き続き今後も期待したいストラテジーとして位置付けています。

「piranha AUDUSD」も前回のコラムで紹介した今後に期待したいストラテジーになりますが、6/1~6/21決済ベースで+230.7pipsと頑張ってくれました。

実現損益ランキングでは上位に入ることはありませんが、最大ポジション2で無駄なトレードを抑えた投資効率の比較的高いタイプのストラテジーです。

実際、金の卵12ヶ月の収益率ランキングでは5位にランクインしています。

買い仕掛けのみや売り仕掛けのみに偏ることはあまりなく、比較的交互に買いと売りを仕掛け、相場の値動きを掴んでいくのが特徴です。その為、平均利益が平均損失を多少上回る程度。優等生として学年一位になって目立つということはないけれど、地道にコツコツと頑張り万年上位に位置する生徒といったイメージが近いと思います。こちらのストラテジーも今後に期待したいと思っています。

今伸びてきているストラテジー「Genius_Zeta AUDUSD」は、条件付きですが今後に期待ストラテジーの一つです。

「Genius_Zeta AUDUSD」は金の卵12ヶ月収益率ランキング1位で、勝率も87.3%と素晴らしい成績のストラテジーです。もちろん高勝率を実現するために、戦略設計としては一回の損失が大きい(ドカン発生可能性あり)ことが挙げられます。

それでも12ヶ月という長期においてはドカンと負けるマイナスを高勝率で積み上げる利益で埋め合わせ、さらに利益を伸ばし続けています。

12ヶ月間のトレード内訳を見ると売り53回で+2,926pips、買い10回で+54pipsとなっており如何にAUDUSDの下落相場で勝ってきたかが分かります。

現在のAUDUSDの下落相場で非常に力を発揮できているという点から、下落相場継続という条件付きですが、期待したいストラテジーだと考えています。