一時1ドル112円台の円安。Foreknowledge_AUDJPYが23連勝!

先週、ベトナムでの米朝首脳会談は合意ならずとなりましたがリスク回避の動きは限定的だったようです。通貨別ではEU離脱延期によりポンド高が目立ち、米GDPが市場予想を上回り、米中貿易協議への前向きの報道などから円安・ドル高傾向です。その結果、週末には一時1ドル112年台になっています。年初のフラッシュクラッシュを除いても4円近くの円安となり2019年のドル円は上昇トレンドが継続中です。オーストラリアの中央銀行による利下げ観測などから豪ドルも安く、豪ドル円では方向感が定まっていませんが、今週予定の政策金利発表で大きく動く可能性がありそうです。また米雇用統計も今週金曜に予定されており、強い内容であれば一段の円安となりそうです。

豪ドル円のレンジ相場で利益を伸ばしているForeknowledge_AUDJPYが23連勝となりました。このストラテジーは「テラス・ストラテジーのみで設定するフルオート」でも継続的に採用されています(テラスのみフルオートについてはコラム後半に記載)。

上下動を繰り返す緩やかな上昇トレンドを形成している豪ドル円に対して、買い⇒売り⇒買い⇒売りと売買をつなげています。特徴的なポイントは、レンジ相場ストラテジーにありがちな相場反転を狙った底値圏で買いや高値圏での売りだけではなく、トレンド継続を狙った順張りの仕掛けも多い点です。

上記チャート上に紫色の円で囲った箇所をみると「トレンド継続を狙った順張りの買い」を仕掛けていることが分かります。

上下動を伴う相場において、バイ・アンド・ホールド戦略では投資効率は上がりにくいのですが、Foreknowledge_AUDJPYは、緩やかな上昇トレンドかつ上下動を伴う相場に対して、順張りの買いと逆張りの売りを織り交ぜ連勝を続けています。


昨年から何度かコラムで取り上げてきている好調なテラス・ストラテジーMAX、fluegel、Genius_Etaですが、先週はあまりトレードがなく、現在もポジションを保有している状態です。来週動きがあればこちらのコラムで紹介したいと思います。


テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では3週連続で「Foreknowledge_AUDJPY AUDJPY」が採用となっています。

先週の決済ベースのトレードは1回で+34.5pipsでした。
久しぶりの「3週連続」での採用となり、Foreknowledge_AUDJPYの好調さが伺えます。フルオートはある一定の条件を満たしたストラテジーに定期的に入れ替えるという運用方法となります。そのある一定条件を、3週(3回)連続で満たしたということは、そのストラテジーが長期にわたり好調であることを意味します。

より良いストラテジーに入れ替えることはもちろん重要ですが、好調を続けられる力のあるストラテジーを継続して運用することも同じぐらい重要となります。Foreknowledge_AUDJPY AUDJPYは現在、非常に豪ドル円に合ったトレードができているので、今週のRBA(オーストラリアの中央銀行)の政策金利発表でも利益を伸ばし24連勝することに期待したいと思います。