先週は、リスク動向が安定せず方向感のつかめない相場でした。アメリカの対中追加関税の90日延長からファーウェイ副会長逮捕と米中貿易問題は揺れ動き、米雇用統計の結果は予想を下回り来年の景気動向への不透明感が増したように感じます。来週にはFOMC、日銀会合が予定されており、市場予測を今週価格に織り込む形で、今週相場が動き、イベント通過で相場反転するといった流れも考えられます。
2018年の1年を通して好調を続けているGenius_Eta EURUSDは現在、12ヶ月の実現損益ランキングおよび収益率ランキングで共にトップとなっています。
12月10日時点では、実現損益では2位と約10万円、収益率では2位と約50%の差をつけ独走状態となっています。
ドカンマークが点灯していることからもストラテジーの戦略的に含み損を抱えやすいタイプであることが分かりますが、現時点で11月12日に仕掛けた売り4ポジションが大きくマイナスとなっています。
この売りポジションは直近1年間の底値ポイントでの仕掛けとなっており、下落の勢いは継続することを狙ってのトレードとなっていました。ですが、相場は現在までの約1ヶ月の間、方向を変えながらやや上昇傾向で進んできています。ファンダメンタル的にはアメリカの利上げペース鈍化が影響していると思いますが、テクニカル的には長期の下落トレンドの調整とも言えます。
来週に控えたFOMC前後では様々な材料が予想されるので、今週か来週にはGenius_Eta EURUSDの成績が更新されるのではないでしょうか。ドル高となり利益確定まで繋げられれば、年間を通しての成績は上位を維持、逆に0.015ドル程度ドル安となれば、全損切りとなり成績はダウンとなるでしょう。
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テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では2週連続で「Scorpion AUDJPY」が採用となっています。
先週はPurpleCode EURGBPが2トレード、Scorpion AUDJPYが2トレードで合計-113.5pipsと週ベースでマイナスとなっています。