FOMC後のドル円下落を的中させプラス¥10,850の勝ち

5月に入りました
毎年ゴールデンウィーク中は取引から遠ざかるトレーダの方が多い印象ですが、GogoJungleでのお客様によるインジケーター、自動売買ソフトウェア、投資サロンなどの流通(お買い求め)状況を見ますと、非常に前向きに相場に向かっておられる方が多いようです。
その理由は、マーケットが動いているからと思われますが、弊社リアル口座のトレードもドル円のボラティリティーの高さから好調に推移しています。

5月第一週は、1回のトレードを行ないプラス¥10,850の勝ちトレードとなっています。

弊社リアル口座の実績

【更新日時】2018/05/06 13:16

また、週末をまたぐポジションが発生しています。
5月4日(金)14:01にエントリーした買いポジションです。
土曜日朝のマーケットクローズ時点では、残念ながらマイナス¥3,150の含み損発生中です。

【更新日時】2018/05/06 13:26

それでは、先週のsky_05_MA2_ドル円のトレードを見て参りましょう。
前回の記事でお伝えした通り4月の後半はトレードを全く行わず、107円から109円に上昇するドル円の上げ相場に乗ることはできませんでした。
5月1日(火)13:00に漸く売りエントリーを行ないましたが、反対の買い方向にドル円レートが進み、下の画の通り、一時は大きな含み損を抱える厳しい状況でした。
sky_05_MA2_ドル円のトレード

しかし、その後、ドル円レートは下落に転じ含み損から含み益発生に代わりました。
この一連のドル円の値動きをファンダメンタルズ的に志摩力男氏の53日(木) 22:03発信の分析から見ますと

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昨日のFOMCから。

PCEデフレーター2%乗せを受けてのFOMCだったので、市場の期待は少し「タカ派」寄りでした。しかし、発表された声明文では、インフレ率が2%に達したことは指摘されましたが、引き締めペースを早めるようなニュアンスは全くなく、市場は少し裏切られた格好となりました。解釈的には声明文は十分「ハト派」。ユーロドル等ドルロングが溜まった通貨ペアではドル売りが先行しました。

しかし、ポジション調整が一巡すると、待っていたドル買いが持ち込まれ、ユーロドルは1.1938安値まで下落、トレンドの強さを感じさせました。ドル円や豪ドル等もほぼドル高値での引けとなってます。
ところが、ドルは高値引けしたのですが、本日一日かけて、ゆっくりドルは値を崩してます。ドル円はやや「首吊り線」に似た感じ、豪ドルドルは「首吊り線」を逆さにした感じです。リバーサルを示唆する罫線です。特にドル円は昨日110円前後の売りオーダーとストップロスを同時に付けて下がってます。新高値更新して下がっているので、天井感あります。

加えて、本日から米中の間で通商問題が話合われます。米国側からはムニューシン財務長官、ライトハイザーUSTR代表のみならず、ピーター・ナヴァロ、ウィルバー・ロス商務長官等対中強行派も参加します。貿易問題のテンションが上がるとどうしても円高圧力はかかります(ただ、貿易問題による円高圧力よりも、米金利上昇による円安圧力が勝ったからこそ、このところ円安に推移しています。貿易問題の間は円高圧力がかかりますが、結局は金利差の現実が勝つと思ってます)。
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このように、53日(木)AM 3:00FOMCを境にドル円相場が下落した背景があった訳です。

テクニカル分析を組み合わせるsky_05_MA2_ドル円は、結果的にはこの相場を当てることが出来ており、54日(金)14:0021.7pips、プラス¥10,850の勝ちでトレードを終えることが出来ました。
現在含み損で保有中の買いポジションも含み益化することを祈りつつ明日月曜日を迎え、sky_05_MA2_ドル円の稼働を続行して参ります。