AUD/JPY 『BUY&HOLD』の仕掛け結果を報告します!

コンサルチームの松永です。

前回(3月13日)ご紹介したAUD/JPY『BUY&HOLD』仕掛けを、社内ルールの関係上3月23日(月)にすべて停止しましたが、約2ヶ月間で合計2,380pipsの利益となりました。

AUD/JPY 『BUY&HOLD』 仕掛けで99連勝中!
https://www.invast.jp/blogs/post_7-2/

AP注文ごとの結果は以下の通りです。
2015/2/2(月) 22時43分稼働開始~2015/3/23(月)22時54分稼働停止

注文名

最初の価格

決済損益

スワップ

損益合計

獲得pips

取引回数

最大評価損失

カスタム10

92.50

2,200

48

2,248

220

11

▲1,173

カスタム09

92.30

2,200

67

2,267

220

11

▲1,573

カスタム08

92.10

800

114

914

80

4

▲2,403

カスタム07

91.90

1,800

114

1,914

180

9

▲2,205

カスタム06

91.70

2,200

180

2,380

220

11

▲2,319

カスタム05

91.50

3,800

144

3,944

380

19

▲2,117

カスタム04

91.30

3,000

138

3,138

300

15

▲1,917

カスタム03

91.10

3,000

119

3,119

300

15

▲1,717

カスタム02

90.90

2,400

155

2,555

240

12

▲1,743

カスタム01

90.70

2,400

125

2,525

240

12

▲1,534

総計

 

23,800

1,204

25,004

2,380

119

 


各AP注文の最大評価損失は上記の通りですが、仕掛け合計の最大評価損失は、2015/2/3の▲10,904円でした。


※取引画面の連勝表示は直近1ヶ月の連勝数を表示しています。

同じ期間で、仕掛けの中心価格91.60円の買い指値、取引額1万通貨、200pips(2円)の利益確定でバックテストしたところ、為替損益20,000円、スワップ損益1,392円、合計21,392円、期間中の最大評価損失▲22,140円という結果でした。
(新規建玉2015/2/3 0時30分、決済2015/2/25 13時58分)
※1分足終値(BID/ASK)およびスワップポイント実績値にて計算。

同じ200pips幅を狙う取引でも、単純な裁量取引よりもAP注文仕掛けの方が良い結果となりましたが、仕掛けの効能は単に損益結果だけではありません。

裁量で取引した場合は、建玉から決済まで1ヶ月弱の時間を要し、かつその間の最大評価損失が▲22,140円(▲221.4pips)まで膨らみました。損切りを設定していない場合には、評価損失がどこまで膨らむか不安がつのってきて、思わず損切りまたは両建をしてしまうかもしれません。仕掛けの場合は、同じく損切り設定をしていなくとも、ポジションごとの評価損失は分散されるため、仕掛け合計の最大評価損失は▲10,904円と裁量よりも抑えられ、裁量で取引するよりも余裕を持って見ていることができます。

FXでも株式でも、投資においては同数量を同価格で保有するよりも価格を分散する方がリスク分散になることは自明です。トライオートFXの仕掛けは、1AP注文あたりの利益確定を小さめにして、仕掛ける価格を分散することで一定の値幅を狙うため、リスク分散と売買効率の両面を追求することができます。

このBUY&HOLDは損切りを設定しないため、余剰資金を十分に預託し実質レバレッジ2倍程度で取引すること、過去の推移から見て比較的安い価格帯の時に仕掛けることがポイントです。

売買ポイントをピンポイントで狙うには経験と分析力が必要ですが、一定の値幅に売買ポイントを分散することを基準に考えるこの仕掛けであれば、比較的ご利用いただきやすいのではないでしょうか。

仕掛けを考えるため様々な分析、アイデアが必要ですが、先日リリースした仕掛けランキングでは、主要通貨ペア対象に、比較的長期視点で値幅を想定して組んだ仕掛けのバックテスト結果を確認いただくことができます。

BUY&HOLDはまったくのオリジナルのため搭載されてはいませんが、この仕掛けのコンセプトは①対象通貨ペアの現在価格が過去の動きのなかで比較的安値にあること、②一定値幅を細かく利確、③評価損失時には損切りせずスワップ利益を貯める(=損切り幅が広い)ことです。

AUD/JPYの値動きはここ半年ほど値下がり傾向で動いており、買いの仕掛けの場合、期間6ヶ月以上になると当然成績は悪いはずなので、直近3ヶ月の成績に注目しました。

ランキングの検索方法、実践的使い方についてはまた別の機会にお話ししますが、比較的近い仕掛けは以下のとおりですので、ご参考にしていただければと思います。

比較的効率の良い仕掛けが「買い追尾_900pips_AJ_利確45p_10k」、取引額を考慮すると「買い追尾_900pips_AJ_利確50p_1k」「買い固定85~95円_AJ_利確50p_1k」などがマッチしているかと思います。

AUD/JPYは昨年11月21日の102.281円を天井に下落し、今年2月3日に89.368円の安値を付け、現在は91~94円前後で上げ下げを繰り返しています。目先は上昇、下落の大きなトレンドは発生しにくいかもそれませんが、90円に近い価格になれば、こういった買い系の仕掛けが相場動向にマッチしてくるのではないでしょうか。

4月に入ったら、タイミングを見計らって再度仕掛けていきます!

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