下落局面はチャンス?9/9米国が3カ月ぶりに大幅下落した時に起きた事

  こんにちわ。 先週末、米国の株が利上げ観測により大幅下落しました。ダウは300ドル以上下がり、今年の6月、イギリスのEU離脱騒動以来の下落幅を記録。 私が保有している自動売買のポジションは基本レバレッジがかかっている銘柄ばかりなので下落幅も2倍、3倍に膨らんでしまい、なかなかに怖い思いをしました。  

  ご覧の通り、3時間で10%の下落です。米国銘柄の取引時間は夜なので、基本的に売買は全てメールで連絡が入る設定にして放置しているのですが、普段は多くても2~4くらいしか出ない約定照会の連絡が12通も立て続けに来て、嫌な予感がしていたのですが案の定全て買い注文。

どんどん買い下がって行く「ナンピン買い」の状態が続いき、当然高いところから買い下がっているため全てポジション評価ははマイナス。過去最大の含み損幅となりました。(といっても1~2万円のレベルなのでFXと比較すると大したことはありませんが)  

よく、セミナー等でも質問をいただくのですが、   「自動売買で取引すると、右肩下がりの相場で下がって戻ってこなくなったらどうするんですか?含み損がずっと続いたらどうするんですか?」   と、心配される方が多いようです。

確かに、リーマンショックみたいな事が起きたり、それこそ今回のように1日で10%も下がってしまうと、ずっと塩漬けにしなきゃいけないんじゃ・・・と不安がよぎります。私も、12口もポジションを取り、それが全て含み損を出している様子にちょっぴり不安になりましたし、そのうち損切りも考えなければいけないのかな・・・なんて思ったりもしました。  

が、その心配は翌営業日には相場が一部戻ったことによりむしろ「下落局面っていいじゃん!」と思うように。

株は大きく下げたあとや大きく上げたあとには一度「一服感」などと表現される価格の戻りがあります。  

  おかげでこの通り、1日で1200円の確定利益が出ました♪運用を始めてから4カ月になりますが。単日に出た利益の中では過去最高額です。

  運用なので、安く買って高く売れ、と頭では良く分かっていますが、人間なのでいざ下落相場がきて値段が下がりだすと、このままどんどん下がってしまうのでは・・・?と様子見モードになりますし、上がっている時は、こんなに強いんだからきっと今後も上がり続ける!と勢いよく買いを入れ、結果高値掴みをしてしまってあっという間に下がってしまい塩漬け、なんてことも。なかなか思うようにはいきません。  

米国の株はこちらでもご紹介している通り短期的には上下を繰り返すものの長期では過去20年に渡り最高値を更新し続けている脅威のパフォーマンスを誇る指数です。

そして、それこそが米国ETFと自動売買の相性の良さの最大のポイントでもあります。  

個人が取引すると、先ほどのような誤った相場観により下落局面でポジションを取ることにためらったり上昇局面に必要以上のポジションを取ったりがありますが自動売買は一定の法則で機械的な売買を行ってくれるため、こういったレンジ内で値動きを繰り返している状況や一時的に大幅な下げが起きている時にもきちんと値動きを利益にしてくれます。  

  実は、その利益が出た更に翌日にはまたしても一段安となり現在また含み損を抱えたポジションが増えてしまっている状態ですが、これもまた数日で利益になってくれていると良いな、とわくわくしています。   続報をお楽しみに♪