投資対象として根強い人気を誇る新興国。
既にある程度発展が進み、経済が停滞ぎみの先進国も少なくない中、これからが本番!という勢いで人口が増加しGDPが成長している進行国は、やはり魅力的ですよね。
その反面、いざ新興国に投資をしようとすると、まだマーケットが成熟していないため日本からの直接投資が難しかったり、紛争や政治的なリスクがあったりしてなかなか一歩を踏み出しにくいのも事実。
そんな時にお勧めなのが、このバンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF・通称VWOと呼ばれるETFです。
こちらの銘柄は新興国株に投資するETFの中ではもっとも人気のある銘柄といっても過言ではありません。人気の理由はずばりその経費率の安さ。
経費率(エクスペンスレシオ)は業界ダントツの安さ
バンガードはこの銘柄に限らず、提供しているほとんどの銘柄が経費率業界最安を誇っています。長期保有を目的にしている人にとってみれば、年間たった0.3%程度の差であっても10年、20年というスパンで見れば運用結果に差が出てしまうため、特に長期投資家から人気の高いプロバイダです。現にこのETFも経費率はこのとおり。
投資対象は?
このVWOは22の新興国の3000以上の銘柄で構成されており、上位銘柄の内訳は以下のとおり。中国、台湾といったアジアが大きな割合を占めています。
1口4000円程度(2017年3月時点)と手ごろなので、新興国に興味はあるけど個別の国だとリスクが心配・・・という方におすすめの銘柄です。