現物 VS トライオートETF ①プロセスの違い

以前、トライオートETFで損する人、得する人?の記事でもご紹介しましたが、現物のETFとトライオートETFにはそれぞれ特性があり、どちらもETFに投資する手段ではありますが、用途によって向き不向きがあります。

ここでは、トライオートETFと現物ETFの違いを、様々な角度から比較して皆様に分かりやすくシリーズでお伝えします。今回は、売買のプロセスについて。手数料については投資スタンスにより向き不向きがありましたが(詳しくはこちら ① ②)、プロセスを比較した場合はトライオートETFの圧勝。

今日は実際にETFを取引した場合、現物とトライオートでどのような違いがあるかをご紹介します。

まずは口座開設から売買までの流れです。現物海外ETFは海外通貨での取引となり、口座も海外通貨を開設して別で管理しなければなりません。

最近円で取引できる証券会社も出てきましたが、これは単に通常の米国銘柄の取引にドルの売り買いを組み込んでいるだけなので、クリックする回数は減ってもやっているオペレーション自体は同じです。 では、早速プロセスの違いを見ていきましょう。

 
いかがですか?手間と発生するリスクに焦点を当てると、手軽さではトライオートETFは圧勝です。

ちなみに買い増しをするときのオペレーションはこんな感じ。    


プロセスに注目した場合はトライオートETFが圧勝でしたね。

次は税制に注目してご紹介します!お楽しみに!