2021年1月21日にプロシェアーズ ウルトラプロQQQ(TQQQ)はコーポレートアクションにより1:2の分割が発生しました。
当記事は分割前の認定ビルダープログラムの解説記事となります。
修正後の認定ビルダープログラムの解説記事はコチラをご参照ください。
はじめまして!
「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」を運営している鈴と申します。
この度は、インヴァスト証券さんの認定ビルダーに選ばれました、
「ナスダック100トリプル」を利用した設定を解説していきたいとおもいます!
「トライオートETFで不労所得を構築したいけど、どういう設定を組んだらいいか分からない」「相場を予想して設定を変更していくなんて無理。」「初心者でも運用しやすい設定を教えて!!」
こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪
1.プログラムの概要
まず、≪ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用の特徴≫は下記の4項目です。
- 上昇傾向&3倍変動のナスダック100トリプル
- 1ドル~150ドルまでの幅広いレンジ
- 目標は年利10%
- 死ぬまで利益を受け取り続けることを目指す
≪鈴のトライオートETF運用実績≫※
実現損益:+3,940,996円
評価損益:-1,179,897円
合計損益:+2,761,099円
※2020年10月時点
トライオートETFには長期的に上昇傾向の指数もあるので、選択を誤らなければ利益を積み上げやすい仕組みです(^^ゞ
それでは!
わたしも運用しているナスダック100トリプルを利用した設定を解説していきます。
2.プログラムの特徴
まずはわたしが考案した『ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用』の特徴を紹介していきます(^^♪
・上昇傾向&3倍変動のナスダック100トリプル
・1ドル~150ドルまでの幅広いレンジ
・目標は年利10%
・死ぬまで利益を受け取り続ける
2-1.上昇傾向&3倍変動のナスダック100トリプル
アメリカ株のインデックス(株の詰め合わせ)は長期的には上昇傾向の指数が多いです。
今回注目したナスダック100はアメリカの優良企業100社の詰め合わせなので、アメリカ全体が衰退しない限りは上昇することが期待できます。
なにせダメな企業はクビして、好調の企業に入れ替えるんですから、ちょっとズルいですよね(^_^;)
また、今回運用するナスダック100”トリプル”は通常のナスダック100指数に比べて、3倍の値動きになるように設計されており、『長期的に上昇傾向かつ激しく上下に振動する』銘柄なのです。
長期的に上昇傾向で激しく上下に振動するとは買い⇒売りを繰り返すトライオートにとって、利益を出しやすそうな銘柄だと思います(^^ゞ
▼ナスダック100トリプルのチャート
2-2.1ドル~150ドルまでの幅広いレンジ
この設定の大前提は『長期的には上昇傾向』です。
勿論、アメリカ経済全体が衰退し続けることになれば、上昇しなくなるでしょうが、アメリカが世界で存在感を発揮している間は上昇傾向が続くと考えています!
そのため、この設定では大暴落があってもいつか必ず回復すると考え、ポジションを保有し続けます。
上昇方向については分割を考慮して150ドルを上限と設定(最高値のポジションが決済されるのは158ドル)しました。
ちなみに過去の実績では2018年5月に160ドル×1⇒50ドル×3へと3分割されたことがあります。
分割されずに170ドルを超えて上昇したこともありますが、その後すぐに下落したため、バブルのような過熱状態だっと推察しています。
過熱状態の場合はすぐに下落するので、無理に高値を追いかける必要はなく、160ドル以上で定着する場合は分割されると判断し、このレンジにしました。
また、下値の1ドルについては併合されるおおよそのレートが分かればいいのですが、今のところナスダック100トリプルが併合された事はないので、不確定要素に頼らず今回は1ドルまで注文を敷きつめました。
通常、全体に仕掛けるなんて設定では大きな利益を期待できませんが、『上昇傾向&3倍変動』するナスダック100トリプルだからこそ、こんな設定でも十分な利益が期待できると考えました。
今回の設定はナスダック100トリプルと言う優秀な銘柄の特性に乗っかっただけの戦略とも言えると思います(^^ゞ
2-3.目標は年利10%
年利10%と聞いて高いと思いますか?低いと思いますか?
参考として、以下の条件でシミュレーションしてみます。
【条件】
元手:200万円
運用期間:30年
利回り:年利10%
すると元手の200万円が3,000万円以上になりますΣ(・□・;)
短期間で人生一発逆転という数字ではなないですが、長期的な資産形成と考えると十分過ぎる利回りではないでしょうか?
ちなみに「投資の神様」とも呼ばれるウォーレン・バフェットの利回りが20%程度なので、長期運用するなら年利20%が世界の頂点と考えておきましょう。
そうなると個人投資家が長期的な運用で狙える利回りとしては年利10%は優秀な数字だと思います。
注)あくまで目標値なので、今回の設定が年利10%を保証するわけではないですよ(^^ゞ
2-4.死ぬまで利益を受け取り続ける
どんな大暴落でも継続運用できるように1ドルまで注文を敷きつめた事から分かるように、短期的に利益を得て逃げ切るのではなく、死ぬまで利益を得続ける事を目標としています。
『相場に上手く乗って100万円儲けた』
ではなく、
『年金のように継続して毎年10万円の利益を受け取り続ける』
これが目標です。
3.ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用の内容
分割を考慮し、取り得るレートに注文を敷きつめました。
全体に注文を敷きつめるという大胆かつシンプルな設定ですが、ナスダック100トリプルはトライオートETFと相性の抜群の銘柄なので、余計な事をしなくても十分な利益が見込めると考えています(^^♪
3-1.利確幅の解説
利確幅については公式のシミュレーションを活用し、適切と考える値に調整しました。
正確にはコロナショック以降、一方的に上昇した期間があるので、20ドル、30ドルとかなり広い利益幅にした方がシミュレーション結果は良かったです。
ただ、コロナショック以降の一方的な上昇相場が平時とは考えにくいため、10ドル以下の利益幅で成績が良かったものを採用しました。
4.死ぬまで利益を受け取り続けるために
4-1.ナスダック100トリプルが分割された場合
過去にナスダック100トリプルが分割された時もトライオートETFの注文が一時停止になりました。
分割や併合が発生した場合は、新たに注文し直す必要があります。
非常に広いレンジをカバーしたこの戦略でも完全放置はできず、少なくとも数年に1度は調整が必要になると考えておきましょう!!
4-2.追加投資する場合
追加投資する際はそのまま発注数を増やせば問題ありません。
1ドル間隔と十分狭い間隔で注文が敷き詰められているので、そのまま数量を増やすだけで十分だと思います。
【逆に必要資金を減らしたい場合】
注文間隔を1ドル間隔から2ドル間隔に、間引けば半分になります。
発注後に2ドル、4ドル、6ドルと2ドル間隔で注文を停止させればOKです。
今回考案した「ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用」は全体に注文を敷きつめるという非常にシンプルな設定ですが、トライオートETF×ナスダック100トリプルの抜群の相性を考えればこれで十分です。
凝った設定にしてしまうと活躍できる状況が限定されてしまいますが、このシンプルな設定なら「ナスダック100トリプルが長期的に上昇傾向かつ激しく上下に振動する」という特性さえ変わらなければ、安定して利益を期待できると考えます。
難しく考えずに、ナスダック100トリプルという銘柄自体の特性に任せる運用ですね (^^ゞ
また、運営ブログではトライオートETFを活用した別の戦略やわたし自身の実績も公開しているので、ぜひそちらも参考にしてください!!
5.おわりに
今回私が考案した、
認定ビルダー「ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用」は、
一言で表すなら、
ずばり「相場を予想せず、死ぬまで利益を受け取り続けることを目指す戦略」です!
よろしければお試しください(^^♪ 鈴でした!
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