2021年1月21日にプロシェアーズ ウルトラプロQQQ(TQQQ)はコーポレートアクションにより1:2の分割が発生しました。
当記事は分割後の修正版認定ビルダープログラムの解説記事となります。
修正前の認定ビルダープログラムの解説記事はコチラをご参照ください。
はじめまして!
「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」を運営している鈴と申します。
この度は、インヴァスト証券さんの認定ビルダーに選ばれました、
「ナスダック100トリプル」を利用した設定を解説していきたいと思います!
「トライオートETFで不労所得を構築したいけど、どういう設定を組んだらいいか分からない」
「相場を予想して設定を変更していくなんて無理。。」
「初心者でも運用しやすい設定を教えて!!」
こういった疑問に答えていこうと思います(^^♪
≪ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用≫の特徴
① 上昇傾向&3倍変動のナスダック100トリプル
② 0ドル~160ドルまでの幅広いレンジ
③ 必要資金は100万円
私はトライオートETFを約3年間運用し、月平均10万円以上の利益を得ています。
≪鈴のトライオートETF運用実績≫
実現損益:+4,558,114円
評価損益:-9,311円
合計損益:+4,548,803円
※2021年1月時点
トライオートは長期的に上昇傾向の銘柄やレンジ相場を形成する銘柄などが用意されており、選択を誤らなければ利益を積み上げやすいと思われる仕組みです。
今回はわたしも運用しているナスダック100トリプルを利用した設定を解説していきます。
1.プログラムの特徴
まずはわたしが考案した『ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用』の特徴を紹介していきます(^^♪
①上昇傾向&3倍変動のナスダック100トリプル
②0ドル~160ドルまでの幅広いレンジ
③必要資金は100万円
1-1.上昇傾向&3倍変動のナスダック100トリプル
アメリカ株のインデックス(株の詰め合わせ)は上昇傾向にあることが多いです。
今回注目したナスダック100はアメリカの優良企業100社の詰め合わせなので、アメリカ全体が衰退しない限りは上昇することが期待できます。
なにせダメな企業はクビして、好調の企業に入れ替えるんですから、ちょっとズルいですよね(^_^;)
また、今回運用するナスダック100”トリプル”は通常のナスダック100指数に比べて、3倍の値動きになるように設計されており、『長期的に上昇傾向かつ激しく上下に振動する』銘柄なのです。
1-2.0ドル~160ドルまでの幅広いレンジ
この設定の大前提は『長期的には上昇傾向』です。
勿論、アメリカ経済全体が衰退し続けることになれば、上昇しなくなるでしょうが、アメリカが世界で存在感を発揮している間は上昇傾向が続くと考えています!
そのため、この設定では大暴落があってもいつか必ず回復すると考え、ポジションを保有し続けます。
上昇方向については分割を考慮して160ドルを上限と設定(最高値のポジションが決済されるのは168ドル)しました。
分割とは
ETFは取引の利便性を考慮し100ドル前後での取引が前提となっています。
ETFにおける分割とは株式の分割同様、既に発行されている株式を、1株を2株、3株などに分割することを指します。
価格は分割した割合によって調整され、理論上資産価値には影響はありません。
例えば、株価が1,000円の株式が1:2の株式分割(1株を2株に分割)をした場合、分割後の保有株数は2倍になりますが、理論上、1株の株価は500円となります。
引用:コーポレートアクションについて
ちなみに2021年1月は、TQQQにおいて1:2の分割がなされました。
また、更に昔の実績では2018年5月に160ドル×1→50ドル×3へと3分割されたこともあります。
分割されずに170ドルを超えて上昇したこともありますが、その後すぐに下落したため、バブルのような過熱状態だったと推察しています。
過熱状態の場合はすぐに下落するので、無駄に高値を追いかける必要はなく、160ドル以上で定着する場合は分割されると判断し、このレンジにしました。
また、下値の0ドルについては併合されるおおよそのレートが分かればいいのですが、ナスダック100トリプルが併合された事はないので、不確定要素に頼らず今回は0ドルまで注文を敷きつめました。
通常、全体に仕掛けるなんて設定では大きな利益を期待できませんが、『上昇傾向&3倍変動』するナスダック100トリプルだからこそ、こんな設定でも十分な利益が期待できると考えました。
今回の設定はナスダック100トリプルと言う優秀な銘柄の特性に乗っかっただけの戦略とも言えると思います(^^ゞ
1-3.必要資金は100万円
この戦略の必要資金は約100万円です。
例え0ドルまで暴落しても、100万円の資金でロスカットされずに運用できます。
※計算条件は後述
2.プログラムの設定値
この戦略ではナスダック100トリプルを『3つのブロック』と『2つのエリア』に分け、運用していきます(#^.^#)
2-1.3つのブロックと2つのエリア
基本的には0ドル~160ドルまでに注文を敷きつめたほったらかし戦略を目指しますが、随所に利益率を向上させる工夫をちりばめました(#^.^#)
2-2.3つのブロック
取引の中心となる3つのブロック(40ドル~160ドル)では、注文数を
3倍ブロック(46本) > 2倍ブロック(28本) > 1倍ブロック(20本)
と、少ない必要資金で済む低レートの時ほど、より多くのポジションを持つように注文数を調整しました。
2-3.バイ&ホールドエリア
確率は低いですが、40ドル以下まで下落した場合はラッキーポジションと考え、ホールドします。
現在は低金利のため、金利の負担も少なく、すぐに決済したら勿体ないです(^^ゞ
2-4.利確&準備エリア
資金効率を上げつつ0ドルまで耐えられる設定にするため、160ドルを超える高値では保有したポジションを利確するだけで新規のポジションは持ちません。
次の分割に備える準備期間という位置づけ!!
【利確幅について】
ナスダック100トリプルは上昇傾向の指数のため、レンジを形成する為替以上に大きな値動きが有効と考えています。
為替のように細かな値動きを取るのではなく、押し目(下落したタイミング)でしっかりとポジションを取り、次の上昇で利確するイメージ。
広めの利確幅になっているのは、動きがなく停滞している時に無理やり利益を出すのではなく、動きの大きい時にしっかりと利益を出す方針を取ったからです(^^♪
2-5.必要資金の解説
ブロック戦略の必要資金は約100万円です。
最も高値に設定した160ドルでポジションを保有し、その後0ドルまで一直線に暴落した場合の総必要資金は”998,445円”になります。(米ドル/円:110円の場合)
1ブロック約33万円×3+バイ&ホールドエリア
上記1セットあたり、100万円を入金しておけば0ドルまで暴落してもロスカットしません。
さらに細かく、ポジションごとの必要資金が知りたい方はこちら( ^^) _旦~~
※PCの場合画像を別タブで画像を開くと数値を確認しやすいです。
【必要証拠金について】
必要証拠金は保有した時のレートではなく、前営業日の終値のレートのため、日々変動します。
上記は0ドルまで暴落した想定の必要資金なので、必要証拠金は最低金額の500円で計算しました。(インヴァスト証券の必要証拠金)
2-6.利確幅の解説
利確幅については公式のシミュレーションを活用し、適切な値に調整しました。
正確にはコロナショック以降。一方的に上昇した期間があるので、20ドル、30ドルとかなり広い利確幅にした方がシミュレーション結果は良かったです。
ただ、コロナショック以降の一方的な上昇相場が平時とは考えにくいため、10ドル以下の利確幅で成績が良かったものを採用しました。
FXと比べると広めに感じますが、上昇傾向のナスダック100トリプルの場合は細かな振動を取るよりも押し目買いで上昇トレンドで利確した方が効果的です。
※必要資金の算出は祖語の無いように計算しておりますが、必ずロスカットされないという保証はなく、あくまで参考値としてお考え下さい。
2-7.少額(33万円)で運用する方法
「大暴落でも継続運用を試したいけど、100万円も用意できない」そんな人向けに33万円で運用する方法を紹介します(^^♪
33万円で運用するやり方は簡単、『現在のブロックだけを運用する』、これだけ!!
各ブロックの必要資金を33万円以内にしているので、2倍ブロックのレンジにいる時は2倍ブロックだけを稼働させ、他の注文(1倍ブロック、3倍ブロック、バイ&ホールドエリア)は停止させてしまいます。
また、レートが上昇し、1倍ブロックのレンジに突入した場合は、2倍ブロックの注文を停止させ、1倍ブロックの注文を稼働させます。
こうすれば、引き続き33万円で0ドルまで耐えられる運用を続けることができます。
※必要資金の算出は祖語の無いように計算しておりますが、必ずロスカットされないという保証はなく、あくまで参考値としてお考え下さい。
ただし、2倍ブロックから3倍ブロックに下落した場合は2倍ブロックでポジションを持っているために、追加で33万円を入金しなければ3倍ブロックを稼働させることはできません。
2倍ブロックのレートに回復するまで待つことになるので、ここだけ注意が必要です。
2-8.資金効率を2倍 or 3倍に上昇させる方法
レートが低い時ほど、多くのポジションを持つようにするなど工夫していますが、さらに資金効率を上げる方法があります。
それは運用開始時に上位ブロックの必要資金を下位ブロックに貸し出す方法です。
例えば、運用開始時のレートが90ドルの場合、1倍ブロック(120ドル~160ドル)の注文は要らないと思いませんか?
そこで1倍ブロックを発注せず、1倍ブロックの運用に必要な33万円を2倍ブロックに貸し出してしまいます。
すると2倍ブロックには66万円を割り当てることが出来るので2セットの運用が可能となり、2倍の利益が見込めると思われます。
また、もし運用開始時のレートが80ドル以下の場合、1倍ブロックと2倍ブロックの資金を3倍ブロックに貸し出してしまいます。
すると3倍ブロックは3セット運用できるので、3倍の利益が見込めると思われます。
スタートダッシュ限定かつ手動での操作が必要になりますが、通常の2倍 or 3倍の利益が期待されると思われます!!
3.おわりに
今回私が考案した認定ビルダー「ナスダック100トリプル_大暴落でも継続運用」を一言で表すなら、ずばり
「相場を予想せず、死ぬまで利益を受け取り続けることを目指す戦略」
です!
よろしければお試しください(^^♪
鈴でした!
ブログ:不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ
――――――――――――――――――――――――――――――
※上記ブログのリンク先の掲載内容は、インヴァスト証券株式会社が何ら保証するものではなく、一切の責任を負いません。