認定ビルダー「みその初心者向け_上限1.07_豪ドル/NZドル」について

みその不労所得運用ブログを運営している「みそ」と申します。
今回私みそが作成しました「みその初心者向け_上限1.07_豪ドル/NZドル」のロジックを説明させていただきます。

今回は特に「初心者が使いやすい」「直近の相場に適応」この2つを意識しましたので、参考になれば嬉しいです(^ ^)

また、私のブログ記事でも紹介しておりますので、もし良ければ見てくださいね。

「みその初心者向け_上限1.07_豪ドル/NZドル」のロジック内容

とても単純な内容になっております。

①対象レンジ:豪ドル/NZドル1.00〜1.07 
②数量:1
③注文・決済値幅:0.005

上記を機械的に運用してくれるロジックです。
では、なぜ上記のようなロジックに落ち着いたのかをお話ししていきます。

「みその初心者向け_上限1.07_豪ドル/NZドル」の考案元とは

もともと私みそはトライオートFXのカスタム設定で運用しておりました。
細かい内容に関しましては下記のリンク先で記載していますが、豪ドル/NZドルの過去最安値・過去最高値をほとんどカバーできる運用をしています(2019年12月27日時点)

(作成:みそ)

上記のカスタム設定では豪ドル/NZドル過去30年以上の相場を見て、耐えられる運用方針を考えています。
特に直近5年間では1.14付近がサポートラインであり、かつ1.10を上抜けすることはほとんどなかったため、1.10までは狭い値幅で注文と決済を繰り返す設定にしております。

(作成:みそ)

実際に2019年1月から始めた設定は年間1万円の利益を突破しております。必要資金は20万円ほどで考えているため、年利5%はすでに達成しております。過去30年も耐えられる設定で年利5%は十分でしょう。

(作成:みそ)

特徴①:直近1年間のレンジに対応

私みそが考えていたトライオートFXカスタム設定は過去の相場を考えて、1.00~1.34まで耐えられる設定で考えていました。
しかし、2019年の値動きを見ているとレンジが狭くなってきたように感じます。

(作成:みそ)

1.08にタッチしていれば良い方で、基本的には1.07より下で動いていることが多かったです。
そのため今回のビルダー設定では「1.07で売り抜けて運用が終了できる」可能性を残すことを意識しました。

特徴②:出口を見据えた運用基準

トライオートFXや他社の自動売買システムを含め、自動売買においては基本的に売り抜けて終了できるということはほとんどありません。
自動売買は想定された値幅を達成すれば利益になりますが、達成できなかった場合はほとんど含み損を抱えることになります。

例えば豪ドル/NZドルを1.05で保有して1.055で決済する自動売買をしていたとすると、1.054では含み益ですが決済はしません。しかし、相場が下落して1.04になれば0.01分の含み損を抱えることになります。
これは自動売買を行う上で覚悟していなければならないのですが、途中でやめることが難しいのです。

自動売買を運用してみて、肌に合わない人もいると思います。
そのような初心者にとっても損切りで無理やり終わらせることがないように、過去の相場(主に2019年)を見て1.07で最終決済の仕組みを取ることで効率よく利益を狙え、アナタ自身に合っていなくても終わらせることができるという考えのもと作成しました。
2019年に絞って考えていますが、過去30年間を考えても底値に近いので、売り抜けられる可能性も比較的高めだと考えています。

そのため、いろんな方が提供しているビルダー機能と比べると利率は低めとなっています。
前提として過去30年間に耐えられる運用を心がけていますからね。

特徴③:豪ドル/NZドル1.07より上は追わないと割り切る

もし想定レンジから外に出た場合はどうするのか。単純に1.07より上の相場に抜けた時には「追わない」という選択をします。
その理由としては2019年では1.07より上の相場になることは少なかったですし、あくまでも今回の設定は初心者向けと考えていたからです。

上昇した時に保有した高値のポジションが予想以上に含み損を抱えて、全て決済するとトータル損益がマイナスになってしまい、トライオートFXをやめたくてもやめられない、という局面が出てくることも少なからずあると思います。
自動売買は、そもそも相場は収束する、という考えに基づいているため、長期的な運用が前提ではありますが、できる限り無駄なポジションを取らないように考えたのが今回のロジックです。

特徴④:注文・決済値幅はわかりやすい数字に設定

注文・決済値幅は0.05にしておりますが、過去の相場を見て0.05が一番効率良い、というわけでもなく、単純に把握しやすい数字を利用しました。
厳密に考えるのであれば、過去の値動きを検証するべきなのですが、ロジックとして採用すると相場を見た時にもうすぐ注文されるのか、決済されるのかわかりにくくなります。

注文・決済値幅を0.05にすることにより、例えば今の相場が1.058なのであれば、あと0.02上昇すれば注文と決済が実行される、というように直感的に把握できる方が運用しやすいと考えました。

特徴⑤:1セット約5万円から運用可能

推奨証拠金も1口だと5万円ほどから始められます(2019年12月27日時点)

自動売買セレクト上の推奨証拠金の計算方法は必要証拠金と運用期間中の最大ドローダウン(算出期間における最大累積利益からの最大下落幅)から算出されます。ただ、現在の推奨証拠金の計算方法は、割と楽観的な方法で計算されていると考えます。
その為、以下は正規の計算方法ではありませんが、相場がAUD/NZD=1.065NZDから1.00NZDまで、すべての建玉を保有したまま下落した場合を最大ドローダウンと仮定して、より保守的に算出した推奨証拠金を導き出してみます。

************************(NZドル円=80円の時)
◇最大ドローダウン
1.065で保有したポジションが1.00まで下落した時・・・650pips含み損(5,200円含み損)
1.06で保有したポジションが1.00まで下落した時・・・600pips含み損(4,800円含み損)
          ・
          ・
          ・
1.005で保有したポジションが1.00まで下落した時・・・50pips含み損(400円含み損)
合計4550pips含み損(36,400円含み損)=最大ドローダウン

◇必要証拠金
必要証拠金が1,000通貨あたり3,400円で変動しないと仮定した場合、
すべての建玉(1,000通貨×14本)を保有する為の必要証拠金は47,600円。

◇より保守的な推奨証拠金
36,400円(最大ドローダウン)+47,600円(必要証拠金)=84,000円(推奨証拠金)
※スプレッド・スワップポイント・手数料等は加味しておりません。
************************

より保守的な算出方法による推奨証拠金は、自動売買セレクト上の推奨証拠金より多い資金が必要となりますが、それでも、十分少ない資金から始められると思います。

もし、自動売買に肌が合っている、もしくはもっと上昇しても耐えられるような仕組みにしたい場合は、私みそが実際に運用しているカスタム設定を参考にして頂けると良いと思います。
文末のリンクから私のブログにとべますので、参考にしてください。

もしくは数量を増やしても良いかもしれませんね。

ビルダー設定の注意点・リスク:未来の相場はわからない

過去の相場状況を分析し、2019年では1.02~1.08で推移してきたため、底値は1.00としてロジックを考えていますが、今後この1.00を下回ってくる可能性ももちろんあります。
その場合は過去最安値となり過去30年間でも踏み入れたことのない相場になりますが、投資や相場に必ずということはありません。

投資をする以上、損失を出す可能性があるという点は必ず頭に入れておきましょう。
下図は先ほどもお見せした過去30年間の相場になりますが、この先は誰にも予想できません。予想できたら誰もが億万長者ですからね。

(作成:みそ)

「みその初心者向け_上限1.07_豪ドル/NZドル」まとめ

もう一度振り返りますと、

①対象レンジ:豪ドル/NZドル1.00〜1.07 
②数量:1
③注文・決済値幅:0.005

上記を機械的に運用してくれるロジックとなっています。

もちろん、豪ドル/NZドルの相場レンジが動き、私みそが想定している1.00〜1.07から外れる可能性も大いにあります。
そのときにはアナタも自動売買を理解し始めていると思うので、ぜひアナタオリジナルの自動売買を作ってみてくださいね。

また、資産運用はトライオートFXのビルダー機能だけではありません。
可能であれば、豪ドル/NZドルだけではなく、いろんな資産運用に分散投資しましょう。
ビルダー機能にはトライオートETFもありますからね。インヴァスト証券だけでも分散投資は行えます。

私みそが運営しているブログでもいろんな資産運用やトレード手法をお伝えしていますので参考にしてください。では、またどこかでお会いしましょう(^ ^)

ブログ:みその不労所得運用ブログ

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