
先週は、前週のドル安の反動でドル高となり、主要通貨ペアで相場反転となりました。トレンドフォロー系ストラテジーにとっては厳しい週となりました。テラスユニットも、トレンドフォロー重視なのでマイナスとなりましたが、前週のプラスの半分程度のマイナス程度で、結果2週間でみれば大きくプラスとなっています。これがトレンドフォローの強みと言えるでしょう。
今週は、イエレンFRB議長発言や金曜日の米雇用統計発表があり「アメリカの利上げ」をテーマにした相場となり、大きく相場が動く可能性があります。ただ年初からの乱高下も落ち着きつつあるので、レンジ相場向きのストラテジーをひとつ追加したいと思います。
また、ポンドについてはEU離脱論議の高まりなどから想定外の動きもあるのでポンド系ストラテジーは一旦停止したいと思います。
≪今週のユニット組み換え≫
[追加] WiseHat AUDUSD
[停止] Cloud NINE GBPJPY
レンジ相場攻略として新規投入!「WiseHat AUDUSD」
以前から好成績を続けてきている「WiseHat AUDUSD」を、過去最高利益を更新した今のタイミングで投入したいと思います。
ストラテジーの特徴は、最大4ポジションを活用する積極的かつ攻撃的なストラテジーですが、損切りラインが-150pips程度と浅いのが特徴です。
勝率も全期間で見ても68%と高く、「高勝率」ステータスも点灯しています。
テラスユニットはトレンドフォロー系ストラテジーのみで構成していたので、先週のトレード成績を踏まえ、レンジ相場ストラテジーの比率を高めていきます。
テラスユニットでは
取引額は[ 10k ]で運用を開始します。
撤退ルールは運用開始からの損失が-500pipsとします。また、資源国通貨が影響を受けやすい原油動向には注意をして、大きな決定事項などが出た場合には停止を検討します。
執筆時点のテラスユニットの評価損益(pips)は以下のようになっています。
全てトレンドフォロー系ストラテジーで、「MAX」「piranha」「CloudNINE」の3つは先週の相場反転でマイナスとなりましたが、「piranha」「CloudNINE」は既に現在のトレンドに乗れています。
以前にも記載しましたが「MAX」は最も長いレンジでのトレンドフォローの為、現在も相場の逆をいっています。ですが、「USDJPY」のボラティリティは十分に高い状態なので、「MAX」も運用継続とします。
「CloudNINE GBPJPY」は前述の通り、ポンド不安定により一旦停止したいと思います。
ストラテジーとしては、運用後成績も+500pips程度あり、しかも現在も評価益を抱えているので、継続しても良いのですが、突発的なイベントによるリスクが大きいと判断し、停止とします。
同じトレンドフォロー系でも「trendeater」は他がマイナスとなる中、先週プラスとなり、ユニットの成績に貢献してくれています。
乱高下のAUDUSDに耐えてプラス!「trendeater AUDUSD」
USDJPYなどトレンドが分かりやすくでていたのに対して、乱高下しているAUDUSDに対して、10日程ポジション保有し、我慢のプラス決済をしています。
決済ベースで先週1週間で+171pipsとして、過去最高利益まであと+400pips程度まで迫ってきました。
今回、投入する「WiseHat AUDUSD」同様に、原油関連の大きなニュースにだけは注意したいと思います。
2/15からの運用で現在まだ-98pipsとマイナスなので、プラス圏内を目指します。撤退の判断は、運用後損失-500pipsのままです。
今週のユニット表は以下になります。