「Genius_Eta」「QQtrain」過去最高利益更新!今週のFOMCに向けてストラテジー追加

先週は、中国経済への警戒もありながらも動きの鈍い一週間となりました。今週17日のFOMCの米利上げに関するコメントを待っているようです。ドル円チャートをみると三角持ち合いが形成されており、今後、持ち合いが放たれ「上昇」するのか、「下落」するのかのターニングポイントとも言えます。

今週のFOMC次第で相場が動く可能性があるので、好調なストラテジーは継続運用としながらも、リスク分散を考えたストラテジー投入を行います。

93連勝中の「売り連続(=ドル高狙い)」の「Genius_Eta NZDUSD」

先週頭に「売り」決済をして、+172Pipsとし、過去最高利益を先週も更新しています。

「Genius_Eta NZDUSD」は比較的長期のトレンド予測をしていると考えられます。
5月に買い仕掛けを行ってから、3ヶ月以上、「売り」の仕掛けしか行っていません。これはNZDUSD相場が長期的に下落基調であり、それが継続しているという判断をしているためです。

経済も好調で市場の注目集めている「ドル」と利下げ実施中の「ニュージーランドドル」のペアであるNZDUSDは特に「Genius_Eta」のロジックにマッチするといえます。

9/8に持った「売り」4ポジションを今も保有しており、直ぐに利食いにはならなさそうな気配です。このまま17日を迎える可能性もあり、利上げが遠のく発表であれば、損切りとなる可能性もあります。一旦、手動で損切りをして来週まで様子見をするのもよいでしょう。

テラスユニットとしては、好調な「Genius_Eta NZDUSD」は運用継続しつつ、ユニットとしてリスク分散を考えて、「Spiral_FX_Gamma EURUSD」を追加投入します。

最大ポジション4で、最大損切りが1ポジションあたり-150pips程度と、「平均利益」と「平均損失」のバランスが取れたストラテジーです。

2013年8月から稼動開始しており既に2年が経過しており、過去の取引履歴から傾向が掴みやすいでしょう。

このストラテジーは+50~80Pips程度の利益を2,3日という期間で取りにいくタイプで、デイトレードより少し長めの時間軸で力を発揮します。

「Spiral_FX_Gamma EURUSD」も「Genius_Eta」同様に、直近のEURUSDの相場に対しては「売り」をメインに仕掛けてきていますが、9月に入り「買い」の仕掛けに変えてきています。ここが「Genius_Eta NZDUSD」の投資判断とは異なる点です。

今週のFOMCを経て相場がドル高となるのかドル安のなるのか、もしくはさほど動かないのか。
そのどの方向になったとしても「Genius_Eta」の「売り」メインの戦略に対して「買い」の戦略を仕掛けていく「Spiral_FX_Gamma」は相互補完をもたらしてくれます。

また弱いニュージーランドドルと買いが進んでいるユーロとという通貨ペア違いのストラテジー同士でも分散効果が望めます。

取引設定額は [10k]、
として、「Spiral_FX_Gamma EURUSD」の運用スタートします。

再び「過去最高利益更新」の「QQtrain AUDUSD」


先々週の損切りによるドローダウンを、先週の1週間で穴埋めし、さらに上乗せして過去最高利益を更新しました。7月以降何度も利益更新を繰り返してきており、非常に好調さを感じます。

底値圏での「買い」を連続して利益を伸ばし、「QQtrain AUDUSD」らしいトレードでしたが、8/10に売り仕掛けを行い「高値圏判断」にロジックが方向修正をしています。その後トレードがなく、判断に迷っているとも言えます。

ロジックが投資判断に迷っている場合は、運用を停止する判断もありますが、QQtrainは以前のコラムでも書きましたが、投資判断が不安定なときでもプラスで成績が推移しているので、このままテラスユニットでは運用継続とします。

様子見を継続する「Vshft EURGBP」

先週は「売り」を2つ仕掛け、プラス9pipsの微増と言う動きのない週でした。

前回のコラムに書きましたが、一時の好調さに陰りが見えるので、週を通してマイナストレードの場合は運用停止を考えていましたが、微増ということで、もう一週様子を見たいと思います。

ユーロとポンドは、共にヨーロッパ圏の通貨同士で似通った動きをしやすく、EURGBPはレンジ相場になりやすいのですが、ギリシャ問題など注目も集まり値動きが大きくなっていたことも好調だった理由だと考えられます。このところ落ち着きが出てきたことからVshftの成績も伸び悩んでいる可能性があるので、来週再度停止判断をします。

≪今週停止するストラテジー≫
・WhiteCode EURUSD

運用開始からの損失が-476pipsとなり、撤退ルールの-500pipsを越えてはいませんが、良い形の勝ちトレードが決済できていないことから、今週停止とします。現在は含み益+80pipsを抱えているポジションがあるので利食いして終了するのもよいでしょう。
テラスユニットとしてはこのまま最後のポジションはストラテジーに決済を任せたいと思います。

最新のユニットの状況は以下になります。