
2月後半から転げ落ちるように損失を拡大させて来ましたが、先週は少し戻すことが出来ました。
具体的には、以下の画の通り、5/9(土)朝時点の証拠金\1,773,867から、
5/16(土)マーケット終了時点の\1,796,013へ\22,146増加となりました!
5月3週の弊社リアル口座成績
損益曲線を見れば、2月終盤から描いてきた下降の軌跡が若干ながらも上昇に転じていることが分かります。
後程、各ストラテジーの状況をご報告しますが、相場にトレンドが発生してきたことが復活の原因です。
fx-onリアル口座損益曲線
個別のストラテジーを見れば、負けたストラテジーは、DreamFighter Xカナダドル円の\-30、
46feet Skyポンド円の\-2,715のみでした。
反対に勝ちを収めたものは、HyperSwing AUDNZD、INGRAMユーロドル、Siegeユーロドル、
Crossroadsユーロドル、G-TradeFive Sポンド円、Trandys WIDEオージー米ドルと、
1週間合計で各ストラテジー5,000円程度以下の利益ではありますが、多数のストラテジーの勝ちが全体の
利益を上げた格好となりました。
個別ストラテジーの成績
勝利したストラテジーが採用するユーロドル、AUDNZD、オージー米ドルの値動きは、いずれも上昇トレンドを
形成していたことが、その好調の理由であることは間違いありません。
今日は、その中でもINGRAMユーロドルを例に挙げてみたいと思います。
INGRAMユーロドル稼働開始以来の成績
INGRAMユーロドルは、2014年4月27日に稼働を開始し1年以上シストレ24の中でフォワード計測が
行われて来ました。上の画は、トータルの取引履歴です。
このINGRAMユーロドルの実績を細かく申し上げる前に、ロジックからご紹介します。
INGRAMユーロドルのロジック
主ロジック:プログラムで「サポートライン」と「レジスタンスライン」を自動計算しエントリーを行ないます。
ロスカット値:110pips
損益曲線を確認すれば、ドローダウンを発生させながらも、只今現在の利益\+410,426まで、右肩上がりの
軌跡を描いています。
画の左上のアイコンの中に買い売り両方に強い『ブルベアマスター』が点灯していますが、直近の買い方向の
トレンドでも利益を伸ばしましたし、売り方向にトレンドがあるタイミングでも勝ちトレードを頻発させます。
「サポートライン」と「レジスタンスライン」をブレイクしたことを確認した後にエントリーを行ない、
エントリーと順方向にトレンドが伸びれば、利益を伸ばしにかかります。
最大利益262.40pipsがそのことを証明しています。
ブレイクを狙うストラテジーの宿命 高勝率と大きな平均損失
レンジブレイクのタイミングを狙うロジックですが、74.05%と高い勝率を記録していることは注目ポイント
です。非常に精度の良いエントリーを行なっていると申し上げて良いでしょう。
しかしながら、ブレイクするような相場は、概して値動きが激しくなる相場です。
そのような動く相場でのエントリーであるがために、一旦は順方向にブレイクしたものの揺り戻して逆方向に
一気にトレンドが発生し、ロスカット値110pipsまでレートが進み損切決済を強いられるケースも生じています。
そのため、平均利益+45.11pipsに対し平均損失85.46pipsと、損失の値が大きなものとなっています。
ロスカット設定値の110pipsをもう少し小さな値にすれば、平均損失も小さくなるのですが、その分、
ロスカットされるケースが増え勝率が低下し、トータルの成績も低下してしまうため、現在の設定がベストと言う
判断を行なっています。
INGRAMユーロドル稼働開始以来の損益曲線
ブレイクを捉えで勝率高くトレンドに乗るロジックですので、成績を伸ばす条件はトレンド発生です。
具体的には、上の画の成績を上昇させた青いラインで囲った箇所を見ていただきますと、ことごとく上或いは
下にトレンドが生じています。
今後のユーロドル相場は、1.3くらいまで行くだろうという見方をする意見もありますので、当分期待していいの
ではないかと考えています。