レンジ相場で利益更新「VocaVola」&好調「Future_Prediction」。今週も引き続きトレンド待ち。

レンジ相場で利益更新「VocaVola」&好調「Future_Prediction」。今週も引き続きトレンド待ち。

先週は、金曜に米雇用統計発表がありましたが、週を通して動きはあまりなく、レンジ相場の通貨ペアが多くありました。先々週に比べ、ストラテジーにとってあまり好ましくない相場でしたが、低ボラティリティ専用に設計されたストラテジーは利益を更新してきています。

 

テラスユニットでもボラティリティ(volatility)がもじられた名称の「VocaVola EURJPY」は銀の卵ステータス&過去最高利益更新と絶好調。小さな利益を狙う「Future_Prediction_FX EURCHFも先週、14トレード中13勝で計+479Pipsと好調です。

対して、トレンド狙いの「Genius_Delta EURUSD」「trendeater AUDUSD」は、マイナストレードなりました。

テラスユニットでは、トレンドが出たときに大きく勝つことを狙い、先週のようなレンジ相場ではトレンドフォロー型のストラテジーのマイナスをレンジ相場対策ストラテジーで補うといった戦略を立てています。

今週は、若干トレンド感を弱め、トレンドフォローの「Genius_Delta EURUSD」を停止しますが、現在抱えている「売り」ポジションの含み益(約+250Pips)を利益で終え、さらに迷いなく「売り」に進むようであれば再投入を検討したいと思います。

先週は、EURUSDのレンジ相場に翻弄され、「Genius_Delta EURUSD」としては好ましくない買いと売りが入り乱れるトレード」となりました。

トレンドが出ることを狙い、運用継続していたのですが、トレンドが先週は発生せず、最大ドローダウンステータスが点灯したので、ここで一旦停止とします。

 

執筆時点で、売りポジションが大きなプラスになっており、下落トレンドを捕らえています。

この流れが続くようであれば「Genius_Delta EURUSD」にとってよい相場になるので、来週以降もチェックをして、再稼動判断をしたいと思います。

続いて、先週のレンジ相場で利益を更新した「VocaVola EURJPYをみていきます。

VocaVola EURJPY」の特徴は、直前のボラティリティを計算し、適した仕掛けロジックを採用するタイプであることで、まさに最近のEURJPYのボラティリティとロジックがマッチしています。

先週もレンジ相場に合わせて「買い」と「売り」を2枚ずつ仕掛け、8連勝中と好調です。

 

現ポジションは「売り」で、今までの「買い」→「売り」→「買い」の流れから変わり、「売り」→「売り」となりました。これはボラティリティの変化から、採用ロジックが変わったと考えられます。

好調さが続くとその後にドローダウン発生ということがあるので、利益更新したので手放しでの運用とはせずに、ストラテジーの停止タイミングは来週以降も随時検討していきます。

本領発揮となった「Future_Prediction_FX EURCHF」。

4月20日に稼動を開始した「Future_Prediction_FX EURCHF」。4月後半はFOMC発表などの急激な上昇相場で損切りをして、本来のトレードができませんでしたが、ここにきてそれまでの損失を取り返すようなトレードで先週1週間で+479Pips(決済ベース)となりました。

 

20~30Pips程度の利食いを連続するトレードが特徴的ですが、そのトレード背景には、明確な中長期のトレンド判断があります。

上図のように、先週1週間は13回の「売り」と1回の「買い」の仕掛けをしています。5月4日に1ポジションのみ様子見の買いエントリーをするも、相場の流れにそってすぐに売り4ポジションに変更しています。

 

金曜日の上昇トレンドでは、トレードをしないという判断でうまく立ち回っています。今後、買いトレンドへシフトするのか売りの継続となるのか今週も注目していきたいと思います。

 

スイスショック以降のトレードしか参考にできない為、まだまだ未知数のストラテジーですので、直近最大ドローダウン-715Pipsあたりを撤退ラインとしておきます。

 

逆張りの仕掛けを得意としているはずの「piranha USDJPY」が不調。

先々週、利益更新をした「piranha USDJPY」はレンジ相場向きの逆張り仕掛けをするストラテジーにもかわらず、先週は-246Pipsとマイナスとなってしまいました。

 

レンジ相場向きの設計となっていながら、レンジ相場で負けてしまったのですが、エントリーのタイミング自体は、直前の逆を行く仕掛けを実行しており、ロジックどおりの逆張り狙いとなっています。

 

ただ、上図のように時間軸を広く取って見ると、逆張りとはいえないタイミングでの仕掛けが混じっています。

これは、トレンド判断を行う値をロジックが計算しているのですが、この計算が、直前の乱高下によって、ぶれてしまったために起こっています。よく言うテクニカルのだましというものです。

 

エントリーのタイミングはずれてしまっていますが、相場としては依然として「piranha USDJPY」に向いていますし、最大損切りの-90Pips程度のトレードも少ないので、運用継続とします。

 

以前にも記載しましたが最大損切りラインである-100Pips前後のマイナスが連発するなら即停止とします。

 

 

今週は、「Genius_Delta EURUSD」を停止します。

以下、最新のユニット表になります。