2月2日スタート新機能「エクストラトレード」。向いているストラテジーとは?

2月2日にシストレ24に新機能「エクストラトレード」がスタートしました。

一言で言ってしまえば、何度もジョインできるといったイメージです。

本日は、エクストラトレードに向いているストラテジーについて紹介したいと思います。

 

まずは、エクストラトレードについて。

「ストラテジー(売買プログラム)が既に保有しているポジション(建篆氈jを途中から運篆、することができる

半篝ンョ売買機能」のことで、未稼働のストラテジーに対して行う、1度目のエントリーを「ジョイン」、

2度目以降または稼働させているストラテジーが保有しているポジション(建玉)に乗ることを「エクストラ」と

いいます。

紹介動画がありますので、ご覧ください。

http://www.invast.jp/st24mr/advantage/guide/newstart/join/02.html

 

では、このエクストラトレードに、向いているストラテジーとはどんなものでしょうか?

「勝率が高い」ストラテジーは、比較的エクストラトレードに向いていると言えます。

 

当然ですが、ポジションを保有しているときに、手動で追加していくトレードなので、結果として、プラスの

トレードとなる確率が高いストラテジーであればあるほど、エクストラトレードしたときにも利益を生みやすく

なります。

 

勝率80%のストラテジーと勝率20%のストラテジー(他の条件は同じとします)に対して、ランダムに

エクストラトレードを行えば、勝率80%のストラテジーでエクストラトレードをしたほうが利益があがります。

 

さらに、ストラテジーの特長によってエクストラトレードを仕掛けるタイミングには違いが出てきます。

テラスユニットで稼働中のストラテジーを例に見て行きます。

 

■勝率80%以上のGenius_Eta EURUSD

勝率が85%(直近6ヶ月)と非常に高勝率なので、エクストラトレードに向いている可能性があります。

85%の勝率で勝っているのですから、エクストラトレードを無作為に発注してもかなりの効果率で利益を

増やしてくれると言えます。

もちろん、メリットだけではありませんのえ、リスクについても事前に認識しておく必要があります。

それは、「ドカンマーク」が付いていることと、「最大損失が-280pips」と大きめであることです。

たまにしか負けませんが、そのたまの負けトレード時に、何回もエクストラトレードしてしまっていると大きな

損失になります。ですので高勝率だからといってやみくもにエクストラトレードをしてはいけません。

 

Genius_Eta EURUSDのトレード利益を詳しく見て行くと、エクストラトレードに向いているタイミングが

見えてきます。以下は稼動以来のトレード354回を分析したものです。

仮に、過去においてGenius_Eta EURUSD-50Pipsになったタイミングでエクストラトレードを

していたら、通常のトレードよりも平均損益が2倍以上に高かったことが分かります(1ポジションあたり

エクストラトレードは1回としてシミュレーションしています)。

Genius_Eta EURUSDのトレードは、一時的に-50Pips程度の含み益を抱えることはあっても、

その後プラスへ転じ、利益確定するトレードが多いため、非常に高勝率となっていると言えます。

 

含み益があるときよりも含み損があるときのほうが、平均損益が高くなっているので、Genius_Eta EURUSD

含み損を抱えているときにエクストラトレードをする方が、魅力的と言えます。

上記グラフは、ストラテジーが仕掛けたポジション1つに対して、-50Pipsとなったタイミングで1度だけ

エクストラトレードを仕掛けてた場合の損益曲線になります。

 

■1月19日から稼動しているMAX USDJPYは我慢のとき。

昨年末にかけての大きな値動きとうって変わってUSDJPYが動かないこともあり、MAXは未だ目に見えた成果が

上がっていません。

MAXは損小利大がコンセプトで、ロスカット(損切り)は-150Pipsライン、利食いは+300Pipsラインで

行うことが多いのですが、値動きのない相場は不得意です。

 

2013年秋の上昇相場からの流れ(上昇相場→乱高下→停滞)に似ており、このまま値動きが停滞してしまうことも

考えられます。今までの高ボラティリティ相場から低ボラティリティ相場へ移行してしまうとMAXでは

勝ちにくいので入れ替えを行う必要があります。

現状は最大ドローダウンを更新したなどの明確な停止条件は満たしていないので、継続としますが、来週以降も

入れ替えの検討をしていきたいと思います。

 

 

■今週新たに追加するストラテジー

Cloud NINE GBPJPY

Cloud NINE EURJPY

の2本をテラスユニットに追加します。

 

主要通貨ペアで構成を考えている現状のユニットで値動きが期待できそうなEURJPYとGBPJPYを投入します。

共に、設定取引額10k、アドバンス設定:最大損失50000円にて稼動開始とします。

Cloud NINEは以前から好調な成績を続けており、いつユニットに投入するか検討していましたが、

ここにきてスタートします。今まではクロス円は比較的類似した動きをしてきましたが、1月になってから

USDJPYとそれ以外では動く値幅が変わってきています。動きのある通貨ペアでストラテジーは利益を

上げやすいので、トレンド感の薄れたUSDJPY以外のGBPYJPYとEURJPYに期待します。

 

■今週停止するストラテジー

GINGERGINGER GBPUSD

WPR_VectorFX GBPJPY

上記、Cloud NINEを2つユニットに投入することから、成績が伸び悩んで入れるこの二つのストラテジーを

停止します。

また、設定取引額を5kでスタートしていた以下の2つのストラテジーも他と合わせて10k稼動に変更いたします。

Genius_Eta EURUSD 5k→10k

MAX USDJPY 5k→10k

 

最新のユニット状況は以下のようになります。