ポンド円3ストラテジー!MultiAgent,ThirdBrainFx,MachNumber360のポートフォリオ効果

週、北朝鮮ミサイル発射もありましたが、円売りが優勢な週となりました。FOMCを控え全体的に方向感が出にくいと予想していましたが、英中銀の政策金利緩和解除を示唆したことからポンドが急伸しました。

このポンド上昇によりMultiAgent GBPJPYとThirdBrainFx GBPJPYは大きく利益を伸ばし、反面MachNumber360 GBPJPYは大きな損切となりました。

大きな値幅・トレンドを取りに行くタイプのMultiAgent GBPJPYとThirdBrainFx GBPJPYと、逆張りによる上下動を伴った中程度の値幅・トレンドを取りに行くタイプのMachNumber360 GBPJPYとの差が明確に出た週だったと言えます。

ストラテジーの特徴が色濃くでたという印象ですが、どちらのタイプがよいというわけでなく、それぞれ利益を伸ばしやすいタイミング、伸ばしにくいタイミングがあるということになります。長期的にみると損傷利大、とりわけ大きく利益を取りに行くタイプのほうが総利益は多くなりがちですが、大相場が来るまでじっと我慢の運用をする必要があります。

これら3ストラテジーを直近6ヶ月の損益曲線を重ね合わせてみます(決済日ベース)。

大きな値動きとして、上記の赤い色掛けした期間の3回がありました。

MultiAgent:3回すべてで大きく利益を伸ばしています

ThirdBrainFx:3回中2回で大きく利益を伸ばしています

MachNumber360:2回は利益を伸ばし、1回は大きな損失となっています

これら大きな値動きがあった期間のみで考えれば3ストラテジー共によい成績と言えますが、それ以外の値動きが小さい時期も乗り越える必要があります。

その期間で見てみるとMachNumber360とThirdBrainFxが利益を伸ばし、MultiAgentは横ばいといった結果でした。

これら3ストラテジーを分散して運用してみた場合の損益曲線は以下のようになります。

最大利益のみを追求するのであれば、ThirdBrainFxGBPJPYを単体で運用していた場合がもっともパフォーマンスが良いですが、3ストラテジー平均の損益曲線はどのストラテジーの曲線よりも凸凹が小さく右肩に上がっていることが分かります。

ポンド円は非常に値幅が大きい通貨ペアですが特徴の異なるストラテジーを同時運用することでリスクを減らすことが可能と言えそうです。

テラス・ストラテジーのみのフルオートとして採用している「(1ヶ月)収益率降順 / PF1.2以上 / 3ポジション以上(ご自身で設定する必要があります)」では今週から「ZEN HAKU GBPCHF」が採用となっています。

先週~今週月曜日にかけて、JetWalk360 USDJPYが5トレード決済を行い、-564.5pipsと大きくマイナスとなってしまいました。

北朝鮮リスクから円高に一時なったのですが、その後アメリカの利上げ観測の再燃や各国中銀のタカ派姿勢から、108円台から111円台へと急激に円安が進みました。