【金の卵おじさん】英国投票前のユーロドルのレンジ追尾に対する最終決断

【金の卵おじさん】英国投票前のユーロドルのレンジ追尾に対する最終決断

※2016年6月28日その後の経過を追記しました※

ポンドはものすごく動くことが予想されるのは分かったけど、他の通貨ペアのポジションをどうすればいいのか?

私もみなさんと同じ悩みを抱えています。

結論としては、本日一旦仕掛けを停止します!

 

ユーロドルレンジ追尾の仕掛けを一旦停止

4月から稼働を開始したレンジ追尾ですが、現時点で実現損益90,928円、評価損益-35,847円と好成績を維持しています。

この間の2カ月半程度はもちろん放置をしており、1年間はそのままにしておこうと思っていました。
しかしながら今回のEU離脱の国民投票は歴史的な出来事になりそうなので、もちろんに警戒をしています。

いろいろシナリオを考えた上で一旦稼働を停止して、ポジションも全て落とし、投票空けに再度稼働させる考えに至りました。

停止する理由① 値が大きく跳ぶリスク

はっきりいって私個人としては「直前になれば残留派の比率が高くなるでしょ。」と思っていました。こんな直近まで離脱派と残留派が拮抗するとは…まさに予想外。
こうなるとユーロドルやドル円でも値が飛ぶ可能性は非常に高いです。

値が飛ぶとは一定期間価格の配信がされずにいきなり高い値段、あるいは低い値段で付くことをいいます。
レンジ追尾のような自動売買は投資戦略的には長期ですが、売買自体は短期で自動トレードしてくれます。値がつかないようなリスクというのは短期売買には不都合が多く、それを事前に予見できているのならば避けるべきだと思います。

大きく値が跳ぶとその間には値段がないわけなので損切りも予定していた許容範囲を超えることが当然あります。反対に利益も予想より大きくなることがありますが。

ただ、この今回の場合完全に博打だなと思っていますのでそのリスクは避けたいと思います。

記憶に新しいスイスショックでは値が一気に跳んだことで、世界のトレーダーに大きな損失を与えました。ブローカーでも例えば米国最大手のFX会社であるFXCMは一夜にして数百億の大きな損失を出すなど、「値が跳ぶリスク」は誰にとってもいいことはありません。

停止する理由② レンジの帯が変わるかも

離脱した場合には大きく値が飛ぶリスクがありますが、その場合にはこのようにユーロドルは下落して始まるでしょう。ここからまた今の水準に戻ってくることも十分に考えられますが、そのまましばらく離脱決定後に付いた価格帯で大きく価格が上下する可能性が高いのではないかと思います。
また、残留となった場合でもこれは同じことが言えます。一時的には上昇トレンドを形成する可能性があるかもしれませんが、これを発端にユーロは大きく荒れる可能性も高いでしょう。

いずれにしても一旦停止後にユーロドルのレンジ追尾は再度稼働させる予定ですが、これまでのものよりもレンジ幅を拡げるなりをして考えていきたいと思います。
ちなみにこの予見はインヴァストのアナリストの山口哲也氏に教えてもらいながら建てています。

ドル円の追尾仕掛けでもレンジ幅は狭い時は停止すべき

正直いって私のユーロドルのレンジ追尾は上下で1200pipsの広範囲なので、さすがにロスカットになるような致命傷はない資金管理をしているとは思っていますが、先ほどの2つの理由から停止をしています。
ただ、例えばドル円の売りの追尾仕掛けをレンジ幅300pipsで行っている人などは確実に停止することをお勧めします。
追尾仕掛けはレンジ幅が狭すぎると損切り幅も小さくなります。
この場合最も危険なリスクはスプレッド拡大のリスクです。
雇用統計などもそうですが、こういう荒れる時にはスプレッドが必ず拡大します。
損切りが小さい場合はこのスプレッドが開いたというだけで損切りされることが多々ありますので、レンジ幅300pipsといった仕掛けを採用している人は停止をおススメします。

名残おしいけど一旦停止

さて、これまで記事を書きながらトライオートFXのトレード画面を開いています。
そろそろ、実際に停止をします。
せっかくなので動画で実際の停止する場面を録画します。
一括稼働停止と一括決済。一瞬でできます。

 

[2016年6月28日追記]

ユーロドルレンジ追尾を再設定しました。

離脱ということで300pips程度下落しました。
今後もユーロドルはレンジの値動きを続けるとの予測からゼロから設定し直しています。

確認!レンジ追尾はレンジを予想する通貨ペアに仕掛けましょう

念のためこれからはじめられる方には注意を促しますが、レンジ追尾は万能ではありません。
特にトレンドが発生しそうな通貨ペアに対してしかけるならば上昇の場合は「買い追尾」下降の場合は「売り追尾」の方をおススメします。

レンジ追尾はあくまでレンジ相場になりそうな通貨ペアに対して効果を発揮する手法です。

私の場合はトレンドを読み切る自信がないので、レンジで動きそうな通貨ペアに絞って仕掛けています。
例えばクロス円なんかはこれまでの大きなトレンドのうねりを見ている限りでは、おススメできませんし、高金利通貨などはもってのほかです。(あくまで個人的な見解です)

下記は今日設定した時の動画を掲載します。
4クリックでできるはずなのに注文数が多いためか設定完了までに2分弱もかかっています。

止まっているのはバグではありませんが、改善が必要ですね。

ご不便おかけしますがゆったりとお待ちください。