昨晩の海外

昨晩の海外市場は、主だった材料のない中、FOMCや今週の重要イベントを控えて、ドルの買い戻しが優勢となった。米10年物国債利回りが、3.494%から3.570%まで上昇、NY株価3指数が軟調な展開となったこともドルを支えた。尚インドのアダニ・グループの不正を睨んだインド株の急落などが、リスクオフの動きにつながったかは不透明となる。
 ドル円は、東京時間に令和国民会議が、政府との共同声明の見直しを提言したことでつけた129.21の安値から、130.57までじり高となり、ユーロドルは、独第4四半期GDP・速報値は弱かったが、ユーロ圏1月経済信頼感指数が予想を上回ったことで、1.0853から1.0914まで一時反発後、1.0839まで安値を拡大、ポンドドルも1.2418から1.2337まで売りに押された。
 一方クロス円は、アジアの安値から反発。ユーロ円が141.98、ポンド円は161.43、オージー円は92.32、NZD円が84.61、カナダ円は97.77まで買い戻された。