昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米12月個人消費支出は予想を下回ったが、個人所得やPCEコア・デフレーターは市場予想通り、1月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値や12月住宅販売保留指数が、予想より強い結果となり総じて影響は限られ、主に月内最終のロンドン・フィキシングでのドル買いや週末のポジション調整の動きが優勢となった。尚動米10年物国債利回りは、3.563%から3.516%で揉み合い、NY株価3指数は堅調な反発となったが、リスク志向の動きは広がっていない。
 ドル円は、日銀の共通担保資金供給オペを受けて130.27まで反発後、129.56まで一時売りに押され、ユーロドルは、1.0895から1.0838、ポンドドルは1.2398から1.2346で揉み合いに留まった。
 一方クロス円では、ユーロ円は140.82、ポンド円は160.41、オージー円が92.07、NZD円は84.01まで値を下げ、カナダ円は97.28から97.67の狭いレンジで推移した。