本日裏読み、表読み

今週は日銀の金融政策決定会合が大きな焦点となるが、本日はキング牧師の誕生日で、NY市場が休場となることで、動意の薄い展開がとなるか注目される。ただ、一方で参加者の減少もあって、材料が出た場合、大きな動きとなることもあることは、留意して対応したい。
経済指標としては、日本の12月国内企業物価指数、中国12月住宅価格指数、独12月卸売物価指数、加11月製造業出荷などが発表されるが、大きな材料はなく、指標に対する反応は限定される見通し。
要人は発言としては、本日からダボス会議スタートするが、誰が話をするかは、現状不透明も、過去この会議での発言が相場に影響を与えたことは、あまり聞いたこともないので、影響は限られるとみておきたい。また、ベイリー英中銀総裁は、利上げに対して、比較的ハト派的な発言を続けており、こういった発言が一定のポンドの上値を抑えるか注目したい。
その他、一応本日は、週足の月曜日で仲値に向けて円売りが出るか注目されるが、一方で米国債の償還も予定されている。ロンドン・フィキシングなどでドル売りには注意しておきたい。

戦略としては、ドル円は下落が続いているが、追いかけるのは厳しい。本日は金曜日の安値127.46をストップに早期は押し目買いから入って、ターゲットは、128.10-64ゾーンが押さえると利食い優先。またこの位置の売りはCapを確認して、ストップは128.83越えで対応するが、こういった売りは、逆に128円が前後が維持されると利食いとなる。また超えても129.50越えをストップに、売り直したい。
ユーロドルは、反発が1.0867でCapされており、上値追いも厳しいが、既に下値は1.0780が支えると堅調が続きそう。このレンジのストップでの逆張りで臨んで、軽く回転売買で臨みたい。
ポンドドルも、1.2249まで上昇も上値追いは避けたい。ただ、下値は1.2150が支えると堅調で、押し目はこれをストップに買い場探しから、ターゲットは1.22ミドルが押さえると利食いながらの対応となる。売りは更に噴いた場合に、1.2446をストップに検討する形となる。
一方クロス円は、調整が続いているが、引き続き1月3日の安値を守るか注目して対応する形。維持では押し目を買っても、割れるなら一旦止めるが、ただ、上値はやれやれの売りが出易く、反発ではしっかりと利食って、12日の高値をバックに売り場も探す形で臨みたい。