今日の裏読み、表読み

本日は、月末・四半期末・年末最終の取引であり、最後のポジション調整のフローが相場氾濫要因。東京仲値やロンドン・フィキシング時間には、年末・年始で参加者が減少することもあって、荒れた展開に注意して対応したい。
経済指標としては、英12月ネーションワイド住宅価格、スイス12月KOF景気先行指数、米12月シカゴ購買部協会景気指数などが発表されるが、重要度の高い指標の発表はなく、影響は限れる。
その他特別なことはないが、引き続き株価や米長期金利の動向もチェックしながら対応したい。

戦略としては、ドル円は、反発が134.50で限定されて調整気味。既にショートの買い戻しも出たようで、上値は重くなりそう。まずは133.37-62などが押さえると弱い、売り狙い。ストップは133.90越え。越えても134.50をストップに売り直し。下値は、132.85レベルが維持されると買い戻しも、割れると132.73,132.59-63のギャップが維持できるか大きな焦点。ショートは利食い優先で、この位置の買いは132.30割れがストップとなる。 
ユーロドルは、昨日も1.0690まで上値を拡大も、揉み合い傾向が続いている。今日も直近レンジの1.0573から1.0690の中での逆張りを基本とするが、ブレイクがあっても逆張りを継続、上値は1.0736をストップ、下値は1.0528をストップにして、利が乗ればしっかりと利食いながら対応したい。
ポンドドルは、一時1.2126まで反発も、更なる展開とならず、引き続き下値は1.1993-03が維持されると押し目買いからも、割れるケースからは、1.19ミドルなどから買い場探し。上値は、1.2079が押さえると弱く、超えても1.2126や1.2148をストップに売場探しとなる。
一方クロス円は、反発が一定の上値を見ており、早期はこの戻り高値をバックに売場探しから、ターゲットは、26日の早朝出来たギャップの維持では利食い優先から、この買いは、ギャップ前の戻り安値をストップに検討するも、反発ではしっかりと利食いながら対応したい。ギャップが残る位置としては、ユーロ円は、140.90-141.13、ポンド円は159.94-160.04、オージー円は89.04-89.24などとなる。