本日もクリスマス・ムードが残るが、ロンドンやNY市場が戻って来ることで、年末に向けたフローの動きと合わせて、一定の動きが出るか注目したい。
経済指標としては、日本の11月失業率・有効求人倍率、11月小売業・百貨店・スーパー販売額、米国の11月卸売在庫、10月月次住宅価格指数とS&P/ケース・シラー住宅価格指数、12月ダラス連銀製造業業況指数などが発表される。
注目は、米国の住宅価格で、直近の住宅価格の高騰を受けて、弱い結果が見えた場合、米長期金利の低下を伴い、一時的なドル売りとなるか注意しておきたい。
その他では、米国の2年物国債の入札を受けた米長期金利、軟調が続く株価の動向に引き続き注視して対応したい。
戦略としては、ドル円は揉み合い気味も、年末・月末に向けてフローの動きに注目。昨日は案外売りが出ているようで、決して上値追いは出来ないが、まずは132.30をストップ圏に押し目買い、割れても131.64をストップに買い直しとなるが、ただ、上値は133.15-20が押さえると利食いで、売りもこのレベルをストップに検討したい。また超えるケースでは、133.70がストップで売り直しも、この場合は、下げが甘ければ利食いながらの対応となる。
ユーロドルも、揉み合いが展開が続いている。今日も直近レンジの1.0573から1.0663の中での逆張りを基本とするが、現状は下押し圧力の方が高そう。突っ込みは避けて、1.0663をストップに売り場を探して、1.0573が維持されると利食い、また割れるケースからは、1.0489をストップに買い直しから、反発ではしっかりと利食いたい。
ポンドドルは、下値を1.1993まで拡大も現状はこれが守られている。1.20方向への調整では、1.1993をストップに買い狙い。ターゲットは1.2091が押さえると利食い、超えて1.21台では利食い優先で、売りは1.2148または、1.2242越えをストップに売り上がりとなる。
一方クロス円は、一定の反発が示現しているが、上値追いは避けて、慎重に直近安値をバックに買い下がって、反発ではしっかりと利食い優先。売りも直近高値を睨んで、検討するが、利が乗ればしっかりと利食いながら対応したい。