昨日の取引は、欧米市場のほとんどが、クリスマスの振り替え休日やボクシング・デーの休場で、動意に薄い展開に留まった。
ドル円は、132.32まで下落後、黒田日銀総裁が「今回のYCC措置は、緩和を持続的かつ円滑に進める対応で出口の一歩では全くない」と発言、岸田首相も「日銀金融政策決定会合の決定は、金融緩和の修正や出口ではない」と述べたこともあって133.18まで反発、ユーロドルは、クノット・オランダ中銀総裁が、「ECBの金融引き締めは中間点を通過したと推計するが、金融政策正常化はまだ道半ば」と述べたが、反応はなく1.0604から1.0634で推移、ポンドドルは、1.2054から1.2078の動きに留まった。
一方クロス円では、ユーロ円が141.48、ポンド円が160.72、オージー円は89.42、NZD円は83.76、カナダ円は97.94まで買い戻された。