昨晩の海外

金曜日の海外市場は、前日の米11月小売売上高や12月NY連銀製造業景気指数に続いて、予想を下回る12月製造業・サービス業・総合PMIの速報値を受けて、NY株価3指数が軟調な展開となり、リスクオフの動きが続いた。米10年物国債利回りは、3.555%から3.462%まで低下した。ただ、ウィリアムズNY連銀総裁は「政策金利は14日のFOMCEで示したドットプロットよりも高くなる可能性がある」、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は「政策金利がピークに達した後、まずは11カ月間据え置くことが妥当」と述べている。
 ドル円は、137.35から米長期金利の低下を背景に136.30まで売りに押され、ユーロドルは、ユーロ圏各国の12月製造業・サービス業PMI・速報値が、製造業を中心に改善を示したが、1.0597まで売りに押され。ポンドドルは、英12月製造業・サービス業PMI・速報値が、予想より悪い結果となるも、対ユーロでの買いもあって1.2120から1.2223で上下した。尚ユーロポンドは0.8772から0.8704まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円は144.64、ポンド円は167.45から165.98、オージー円は91.22、NZD円は97.42まで反発後86.94、カナダ円は99.52まで売りに押された。