昨晩の海外

昨晩の海外市場は、明日の米11月卸売物価指数や来週の11月消費者物価指数やFOMCの結果発表を控え、様子見ムードが残る中、週間新規失業保険申請件数は予想比変化がなかったが、失業保険継続受給者数が今年最大となり、一部にFRBの金融引き締めが和らぐとの見方につながったことから米株価3指数が反発、リスクオフの動きに巻き戻しが優勢となった。ただ、米10年物国債利回りは、3.502%まで反発したが、この影響は限られた。
 ドル円は137.15から136.31まで一時下落もクロス円の買いもあって反発気味で引け、ユーロドルは1.0490から1.0565、ポンドドルは1.2155から1.2248まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円は、143.49まで下落後144.36、ポンド円も166.28から167.36まで買い戻され、オージー円は92.59、NZD円は87.19、カナダ円は100.71まで反発した。