昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ハント英財務相が、トラス政権の減税計画について「ほぼ全てを撤回する」と表明したことで英債券市場が上昇、市場に一定の安心感が戻り、NY株価3指数が、企業決算を好感して大幅に反発したことなどからリスクオンの円売り、ドル売りが拡大した。ただ米10年物国債利回りが、米10月NY連銀製造業景気指数が予想より弱い結果となったことで、3.912%まで下落後、4.027%まで反発したことが、ドルの下値を支えた。
 ドル円は、149.09まで高値を更新、ユーロドルが0.9852、ポンドドルは、1.1440まで一時反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が146.70、ポンド円が170.09、オージー円が93.87、NZD円が84.02、カナダ円は108.68まで値を上げた。