今週は先週のビッグ・イベントを経て、あまり大きな材料のない週。引き続き株価や米長期金利を睨んで、テクニカルな動きに終始するか注目したい。
本日の経済指標としては、日本お8月第三次産業活動指数と鉱工業生産・確報値、米10月NY連銀製造業景気指数、NZ第3四半期消費者物価などが発表される。
大きな材料はなく、米10月NY連銀製造業景気指数やNZ第3四半期消費者物価などの強弱で、一定の動きが出る程度か?
要人発言としては、ECB関連で2名が発言するが、次のECB理事会にむけて、利上げ幅に関して一定の発言があるか注目されるが、比較的ハト派的な発言が、ユーロ相場の上値を抑えるか注目したい。
為替の戦略としては、ドル円は、1998年の高値を更新後もじり高。ただ、市場介入に対する警戒感が残り、動きづらい展開が続きそう。引き続き様子見が安全で、動いてから考える方が良さそう。基本は介入がなければ、押し目買いも、介入があった場合、4-5円落ちるケースもあるので、その場合は深押しを待つ形。一方東京で動かなければ、海外時間に介入することは出来ず、ロンドン時間の動きが引き続き焦点となるが、上値は金曜日の高値148.86を越えると149円や149.25のオプションの防戦睨んでの対応となるが、随時売場を考えてもタイト・ストップ、または下げが甘ければ買い戻しながら対応したい。
ユーロドルは、反発も上値も重く、逆張り的な戦略となるが、上値は0.9808をストップに、0.97後半の売り、下値はサポートを描けるか焦点となるが、0.9707をストップとして、この手前を買うか、割れる動きを待って、0.96ミドルまで買い下がって、ストップは0.9632割れ。も、結局は上昇気味。本日も昨日のレンジとなる0.9632から0.9806を睨んで、逆張りスタンスだが、0.97方向は少し長めに見ても、買いで狙いたい。一方ポンドドルは、材料次第で上下に動くので、しっかりと利食いながら対応が良いが、上値は1.1380をストップに。1.13前後から売り場探し。下値は1.1152をストップに、1.1186-1.1210のギャプが維持できるかで買いを検討したい。また割れるなら1.11前後からがベターか?
一方クロス円は、強い上昇もが続いており、慎重に売り場を探しても、下げが甘ければしっかりと買い戻しながら対応したい。